胸を常に広げておくこと。上級者になればなるほど、その重要性を知っています。
この記事では、ワークショップで学んだことを、一緒に復習しましょう。
関連https://juncotomono.info/20231226-chest/ 復習用記事です。
胸の広がりを作ろう
注目したい「小胸筋」
デスクワークなどによって、多くの時間を“前屈み”で過ごしてきた大人は、小胸筋がガチガチに硬直しています。
小胸筋がガチガチに硬直してしまう原因は、巻き肩・肩が前に被ってしまうこと。バレエでも例外ではありません。
アラベスクでの2番ポジション側の肩が捻れたり、ピルエットで背中が丸くなっていたりしていませんか?
小胸筋を働ける状態にリリースし、そして伸ばしてあげましょう。
日常生活で気軽に取り入れるなら、お風呂の中で、温めながらマッサージしてあげましょう。
仕事の休憩時間に、胸を広げて背伸びするだけでも、やらないよりいいです。
大人のカギ
小胸筋を伸ばす前の準備があります。大人という「素材」には、きちんと準備した方が、効果が早く出ます。
肩甲骨ががっぽり外転したままでは、小胸筋にストレッチがかかりません。
そうすると、胸をストレッチする代わりに、肩を被せて代償してしまいます。
背中上部のストレッチや肩甲骨内転するエクササイズをウォームアップとして取り入れておくと、小胸筋のストレッチをスムーズに行うことができます。
肩甲骨が外転しすぎていると、背中に分厚いお肉が“たんまりと”ついてしまうよ。
ついてからお肉をとるのは、かなり大変。まずは、「そうかもしれない」と自分ごととして捉えるところからスタートしよう♪
バレエの印象を作る
軽やかさ、エアリー感は、バレエならでは!基礎と基本ができていれば、体重を感じさせない動きになります。
小胸筋を適切なシーンで適切に活動させることで、バレエの特徴的な動きへと変わります。
- 腕が常に体から離れようとする(外転)
- 動きの「ブレス」が見えることで、動きの共感力が上がる
- 重さを感じさせない、ふんわり感、エアリー感
- スッと伸びた存在感のある姿勢
- 広がりのある美しいデコルテ
レッスンで取りいれよう!
まずは、この3つのシーンで覚えていきましょう。
後になるほど難度は上がりますが、気になることや先生に指摘されていることがあれば、そこからトライするのもOK!
バーでもセンターでも、「これから踊ります」という文章を動きで提示できます。それによって、見る人の注目を集めましょう。
特に、センターではここまでアンシェヌマンに含まれます。踊り始める前、端にはけるとき。ついついおざなりにしがちですが、上手な人ほど、こうしたところに気をつけるもの。体を落とさずに移動することができます。
ルルヴェやジャンプ、あるいは、腕をアンオーにする動きでプラスしてみましょう!体の重さを分散し、動きを助けてくれます。
まとめ
小胸筋が元の長さを確保できると、日常の姿勢も美しく保ちやすくなります。
レッスンだけでなく、日常生活でも思い出して姿勢を良くしていきましょう!
肩甲骨内転については、2月のワークショップで登場しますので、時間を作って受講してください。
関連するワークショップ
『肩甲骨内転と背骨の調和』[BALLET WORK SHOP]JBP バレエワークショップ
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