腕のポジションは、足ほど細かい決まりが明確ではありません。そのため「どうしたいかがわからない」という状況がうまれがちです。この記事では、バレエレッスンで最低限 “これだけは、必ず守りたい!” というポイントについて、わかりやすく解説します。
ヒントはレッスンにあり
先生に「きちんとやって!ちゃんとやって!キレイにやって!」と言われたら、きちんと、ちゃんと、キレイにやろうでは❌。レッスンが終わったら、先生が思う「きちんと、ちゃんと、キレイに」が具体的にどういうことか、考えてみましょう。抽象的なことを具体的に捉えることは、上達へのポイント✨✨
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) August 10, 2021
こうした言葉は、かなり抽象度が高いものです。「具体的に言ってくれないとわからない」という気持ちはわかります。一方で、その先生にとっての具体的な指示は、普段のレッスンに出しています。聞き逃しないように、耳を傾けてみましょう。
捉え方を整理しよう
“きちんと・ちゃんと・キレイにやって!” と言われたとき、何を意識したらいいのかを整理します。
まず、NG例をみてみましょう。
・きちんとやろう!
・ちゃんとやろう!
・キレイにやろう!
これでは抽象度が高過ぎて、あなたが何をするのかがわかりません。抽象度が高い指導言語に対しては、できるだけ具体的な捉えで対応したいものです。
“いつでも” できるようにしよう
バレエの「型」を守ることは、バレエのルールを守ることです。ルールが守れていないと、バレエになりません。ここで紹介する3つのポイントは、必ず、できるようにしましょう。
Point1:肘の向き
肘の向きが取れていないと、バレエの型から外れてしまいます。必ず「形そのもの」をとるようにしましょう。
また、お腹や背中の緊張が抜けやすいことにも注目。
肘の向き
外…アンバー・アンナヴァン・アンオー
後ろ…アラセゴン
Point2:指先の向き
両手・両腕でポジションを作ったとき、”左右の腕〜指先” を繋げることで長いラインを作ります。
例えば、アンオー。指先が前を向いてしまうと、線が繋がらずに切れてしまいます。全てのポジションで確認しましょう。
Point3:姿勢
見落としがちですが、腕のポジションが崩れている場合、そのほとんどで姿勢が崩れています。
原因は、 “腕自体の重さ” で振り回してしまっていること。腕のホールドを身につけましょう。
→体感ではなく、鏡をみて確認しましょう。
・姿勢を崩さずに、腕を動かしましょう。
大人特有の素人っぽさをとるには、こちらも参考になります。
次のレッスンまでに、それぞれのポジションを確認してみましょう!