肩を上げずに腕を動かす「ポールドブラ」秘訣はアンディオール

2022/11/10

肩を上げずに腕を動かす「ポールドブラ」

首が長く、上品、しなやかに映ります。

バレエならではの腕の動き。

習得へのフェーズを、大人の体や行動パターンを加味してわかりやすく解説します。

さあ、いつにする?

独立させ癖を取る、次にコネクション

2つのフェーズで取り組みましょう。

  • フェーズ1
    ➡︎胴体と腕を独立させた状態で動ける
  • フェーズ2
    ➡︎新たに【望ましい】コネクションを構築する

▶︎例えば、アンナヴァンからアラセゴンに腕を広げる時、肋が一緒に広がってしまう。

▶︎例えば、セゴンからブラバに腕を下げる時、肩も一緒に下がってしまう。

腕とその他のパーツが繋がっているから起こる現象ですが、これは改善すべき連鎖です。

望まない連鎖を切り離し、正しい動きを覚える

その為には、一度、今の連鎖を切り離した後、正しいコネクションを再教育していきます。

望まない連鎖を「依存」

望ましい連鎖を「自立した上での協調」と捉えるとわかりやすいかも。

この辺りの詳しい解説は、また今度♪

肩を上げずに腕を動かす秘訣は“肩のアンディオール”

胴体を正しく保ち、正しい動かし方をすると、腕の付け根(肩)がクルクルとよく動き、アンディオールします。

これは、フェーズ1の胴体と腕を独立させた状態を作っているからこそ、実現可能なこと。

この状態を作ると、肩を上げずに腕を上げる(アンオーなど)ことができます。

ここに繋げる、バレエの「基本となる腕の動かし方」

必ず、出来るようにしたいのは次の2点。

  • 原則、腕の形・長さは変えない
  • 末梢から動かす

ポジションからポジションへと移行する時、肘が伸びたり曲がったりしてはいけません。

また、大人に多い「中枢から腕を動かす」という癖。

肩から動かしてしまうケースが多いですが、末梢から動かすということを認識しましょう。

さて、胸が硬い、縮こまっていると、基本となる腕の動かし方が出来ません。

大人の方は、お仕事などの影響で胸が縮こまりやすいですから、胸広げるストレッチを積極的に取り入れましょう。

参考

今月(2022年10月前半)のストレッチ&エクササイズ

まとめ

段階によって、取り組むべき内容が異なることも分かりましたね。

焦らず、慌てず、最適なフェーズを学びましょう。

JBPでは、12月WSとして「付け方」についてのプログラムを開催します。

腕の動きにプラスすることで、良い動きやすく、自然に見せることができます。

日常とは完全に異なるバレエ専用の顔の付け方を伝授します。

関連

20221220-19 『顔の付け方をバレエらしい動きへ』“自然な動きの表情とパターン”

ここまでをまとめます。

  • 胴体と腕は一度独立させ、その上で正しいコネクションを作ります。
  • 基本の動かし方は、必ず出来るようにしましょう。
  • 胸を広げましょう。

あなたにクエスチョン♪

長い腕を作るには、胴体と腕の●●をしてから、コネクションを作る。

なんだったかな?

この記事に関連したWS

同日開催!ご一緒にどうぞ

JBP

WSオススメの人 JBPのワークショップをおすすめしたいタイプの人とは? WSスケジュール スケジュール オンラインアイキャッチ JBPオンラインバレエテキスト【トップ】
JBPタイトル

コメントをする