「このステップ、なんのため?」が見えてくるレッスンづくり〜目標から逆算するワークショップ〜


「このステップ、なんのため?」

そう思ったこと、ありませんか?

たとえばレッスンでよく出てくるタンジュやジュテ。

「やったら上手くなる」とは思ってるけど、どこでどう繋がってるのかがいまいちピンとこない。

そんなふうに感じたことがある方にこそ、届けたいワークショップです。

目標から“逆算”してレッスンを組み立てる

このワークショップでは、まず自分自身の「目標」となる動きを一つ決めます。

それが回転でもジャンプでもアレグロでもかまいません。

次に、その目標にたどり着くまでに必要な要素を「バーレッスン」や「センターレッスン前半」の中に見つけていきます。

たとえば、回転を安定させるために必要な軸足の強さ、軸の保持、そこに繋がるルルヴェやパッセの質…

そうやって、目標を逆算しながら、実際のレッスンの中で練習できるパートを一緒に紐解いていきます。

“考えながら受ける”レッスンに

こうやって目標と日々のレッスンが繋がってくると、ただ受けるだけのレッスンから「考えながら受けるレッスン」に変わっていきます。

すると「なんのためにこれをやってるんだろう?」と悩んだり、ただ闇雲にがんばったりする時間が減って、練習の精度もぐっと上がります。

それは初心者にも経験者にも共通して必要な視点ですし、今の自分に合わせた取り組み方を見つけられるきっかけにもなります。

“できる”を目標にする? “質を上げる”が目標?

また、目標の設定にもいろんな段階があります。

たとえば「とりあえず回れるようになりたい」と思う人と、「もっと軽やかに回りたい」と思う人では、必要な準備も練習の精度も違ってくる。

それを見極めて調整していくことで、自分にとってちょうどいい難度での取り組み方が見えてきます。

できないことを無理に詰め込むよりも、今の自分を踏まえて「このくらいからやってみよう」と選べる目を持つことも、すごく大切な力だと思うんです。

全レベルに必要な「レッスンの見方」

このワークショップで身につけられるのは、いわば「レッスンを読み解く力」。

どのレベルの方にとっても、目標と今の自分の距離を測り、練習を“組み立てていく”視点は必ず役に立ちます。

「このステップ、なんのため?」

この問いを持つことは、上達の第一歩かもしれません。

そしてその問いの先に、自分だけのレッスンプランが見えてくるのです。

📅 開催日:7月16日(水)16時20分〜18時55分
(受付開始…6月10日より)
詳しい内容はこちら▶︎レッスンプランニングで変わる、私のバレエ時間


JBPタイトル