美しいデコルテ、美しい姿勢、美しいポールドブラ。
大胸筋の出力と持久力が鍵を握っています。
無意識でもOKラインをクリアし、ステップや先生の注意に集中できるように、大胸筋のエクササイズをしましょう!
大胸筋をエクササイズメリット
大胸筋の適切な出力は、上半身の動きと安定に良い影響を与えます。ここでは、3つのメリットを理解し、エクササイズやバレエレッスンに役立てましょう。
正しいアンナヴァンをとれる
ピルエットやグランパデシャといったジャンプ前など、必ずと言っていいほど通過するアンナヴァン。正しいアンナヴァンを取れるか否かは、バレエ動作を成功できるか否かの分かれ道です。
アンナヴァンは腕を体の前に出しています。大人にとって、腕を体の前に出すことは日常的で動きやすさを感じますが、実際には姿勢不良になりやすいポジションです。
大胸筋が働くことによって、胸が落ち、背中が無意識に丸まってしまうことを防ぎます。
また、姿勢保持コルセットのような働きをするため、筋肉を活動状況におくことで、レッスンで意識しなくても、一定の良い姿勢を保つことができます。
不要な肩甲骨の動きを抑えられる
肩甲骨が不要に動きすぎてしまうと、腕を振り回すように動かしてしまい、ボディが不安定になります。結果として腕と背中を繋げ、腕を長く活用することができません。
大胸筋が張りを保つことで、肩甲骨が動く範囲を限定します。これが、バレエ動作で動かす範囲になり、正しいポールドブラへと導きます。
動く範囲が限定されるため「ここまでは動かしてOK、ここからはダメかも…」と考えずに済むようになります。
美しいデコルテと頭を小さく見せる効果
鎖骨の両端が互いに遠ざかり、美しいデコルテを演出する主役となる大胸筋。持久力がつけば、バレエだけでなく、日常生活でも美しいデコルテをキープすることができるでしょう。
胸が外側に広がり肩幅が広がる為、頭(顔)を小さく見せる効果があります。
大胸筋の発達は、動きや身体の機能だけでなく、ボディデザインやボディバランスにも、素晴らしい恩恵を与えます。
また、胸を広げることは深い呼吸を促し、心の健康にも良い影響が期待できるでしょう。
自重でできる大胸筋エクササイズ
特別な道具がなくても、時間をかけなくても、大胸筋をエクササイズすることができます。とてもシンプルでベーシック、昔ながらの自重エクササイズをご紹介します。
プッシュアップ
いわゆる腕立て伏せです。
- 足首を曲げてつま先を立てる、両手を床につける
- 身体を一直線にする(膝をついても良い)
- 肘を曲げ身体を下ろす、肘を伸ばし身体を上げる
腕立てができなくても大丈夫
「1回もできない!身体を下ろすこともできない!」という場合でも大丈夫。
腕立てをしなくてもできる大胸筋の出力や胸の広げ方、バレエ動作を行う際のボディフィーリングなど、バレエ必要なたくさんの要素をワンパッケージで試すことができます。
JBP バレエWS「鎖骨ポジション 胸の広がり」
エクササイズと大人に多い癖を修正して、バレエらしい所作へエデュケーションしましょう!
まとめ
大胸筋や正しいポールドブラや姿勢をつくる重要な役割を担っています。それだけでなく、身体のスタイルなど見た目をも左右します。
まずは、出力できる身体にし、バレエ動作への反映のさせ方を、JBPバレエワークショップで学びましょう!
JBP バレエワークショプ
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