バレエの要:経験者にこそ知って欲しいエポールマンの習得順

方程式

知らないからと言って、バレエレッスンで直接的に困るわけではないかもしれません。

ですが、「なんか格好つかないな」とか「バレエっぽくならないな」というとき、知っている場合は、そこから答えを導き出すことができます。

方程式のように。

アンディオールや引き上げをも上回る重要項目、エポールマン。

あなたも、知っておくことをオススメします。

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知っておきたい「習得順序」

大人を対象にしたバレエクラスでは、「入門」や「初級」といったクラス分け表示があったとしても、カリキュラムに沿って進むのではありません。

経験年数や各クラスの「定義」の捉え方によって、実に、さまざまな人が混ざり合うからです。

とはいえ、カリキュラム通りのレッスンではないからこその「良さ」があるのも事実。

その上で、大人の理想とする「エポールマン習得手順」をお伝えします。

実際に、この通りの順序で習わなかったとしても「それぞれで何を学ぶか」を知ることで「エポールマン」さらには「バレエ」への理解が深まります。

理解を深めたい順序

大人にとっての理想の習得順序。

フェーズは全部で5つになります。

  1. 横(正面)
  2. 前と後ろ(正面)
  3. クロワゼ
  4. エファッセ
  5. エカルテ

足を横に出す動きが、最初と最後になっています。

①横(正面)

新しい動きを学ぶ場合は、横からトライしたいものです。

正面に対して「平行」を表すアンファスの横は、その後に続く足の出す方向やエポールマン、全ての【基準】になります。

また、「横という2D」で正しい立ち方や動き方を学ぶだけでなく、横を正しく行おうとすることで「癖」などもとっていきます。

②前と後ろ(正面)

①の横に対しての前と後ろを学びます。

ここが3D入門になります。

美しい3Dにするには、①で2Dを徹底することが大切です。

③クロワゼ

ここからは、体の向きが変わります。

同じクロワゼでも「見せ方」は様々です。

その上で、最もシンプルな「最初に習うクロワゼの形」は、体も頭もまっすぐです。

そのため、体を斜めに構えるものの中では、最も最初に取り組みやすいものになります。

④エファッセ

クロワゼが「まっすぐ」だったのに対し、エファッセでは「上体に動き」が出てきます。

つまり、アンファスと比べて【体が斜めに構える+上体の変化】という、2つの大きな変化が起きるのです。

⑤エカルテ

エファッセをさらに変化したのが「エカルテ」です。

ただ体を向きを変えただけでなく、エカルテの特性を表現するためには、エファッセを理解しておく必要があります。

まずは、名称と方向、よく使われる腕や顔、足のポジションを覚えよう♪

まとめ

実際に習ったり、知る順序は、様々だと思います。

その上で、それぞれで学びたいことを把握し、あなた自身の課題の順序としましょう。

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まずは、課題を見つけよう。

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