足部アーチを正しく保つことは、高い甲を育てるだけでなく、ケガのリスクも減らします。
今回の記事では、リスフラン関節・ショパール関節の紹介や操作方法、バレエレッスンでのチェックポイントを解説します。
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リスフラン・ショパールとは?
足に存在する2つの関節、リスフラン関節とショパール関節についての紹介をします。
リスフラン関節
別名「足根中足関節」と言います。
甲の真ん中あたりにある関節で、バレエでは「集めて」使います。
ショパール関節
別名「横足根関節」と言います。
リスフラン関節と足首の間にある関節で、バレエではよく可動させます。
アテールでのアーチの作り方
リスフラン関節を集めて、ショパール関節を可動させる方法を簡単に紹介します。ぜひ、参考にしてください。
- 母趾球/小趾球/踵を床につける
- 足趾を外側に広げる
- リスフラン関節のラインを床から上げる
アーチを維持したまま動く
アテールで作った足部アーチを保ったまま動くことで、正しいバレエ動作を行うことができます。
以下の動きでアーチが崩れていないかを確認することは、とても有効です。特に、リスフラン関節が広がり、潰れていないかを確認しましょう。
プレパラシオン(アテール)
・脚のアライメントが正しく取れる
・股関節が伸展しやすい
ポジションに戻ったとき
・脚が引けるのを防ぐ
・脚が回しやすくなる
プリエ
・膝が落ちる(不要に曲がりすぎる)のを阻止
・身体が流れなくなる
着地
・身体が引き上がったままでいれる
・姿勢が崩れずに保てる
エポールマンとの関係
意図的にショパール関節を操作できなくても、エポールマンを的確に行うことで可動性を高めることができます。
足をしっかりアンディオールした上で、エポールマンをつけるのがポイントです。
JBPバレエWS 「肋を閉じる 外腹斜筋」
肩の向き/エポールマンにプラス、身体の絞り方を加えましょう。
外腹斜筋の働きは、エポールマンだけでなく、肋間の閉じ方やアラベスク、回転動作での「送る」などの主役であり、凡庸性の高い項目です。
バレエステップでの実践確認を多く行いますので、実際のレッスンにすぐ活用できます。
まとめ
足部アーチを維持することで、全身のアライメントが正しく整います。
身体の重さを支える足。リスフランやショパール関節の操作、エポールマンなどを合わせて、足部機能を高めましょう。
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