バレエレッスンでのマナー “レッスン中 先生に対して” 編です。ドキッとしたら、こっそりなおしておきましょう!
気をつけている人ほど気になる
大人の指導でとても悩む事。ケッコー失礼&迷惑な事をしてるのに本人は無自覚・無意識なケースが多い事。もちろん、悪気なし。やらない人は一切やらないけれど、やる人は1つに限らない。無自覚・無意識だと伝えても自分の事と思えないのが難しい。悩みだすと吐き気が止まらない💦
お疲れさまでした🍀
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) September 2, 2021
こうした言葉を目に、耳にすると、普段から気をつけている人ほど「どうしよう、私かもしれない…」と不安になりがちです。
一方で、自分でしていることに気づけなかったり、「やってたとしても悪気はないのでー」と開き直る人がいるのも事実です。
普段から心がけていて当てはまるものがなければ、余計な心配をする必要はありません。
もし、心あたりがあった場合は、今からでも遅くありません。すぐに、なおしましょう。
例1:腕組み
意外と多いのがこれです。バーレッスンなりセンターレッスンなり “自分が動いていないとき(待っているとき・先生の説明を聞いているとき)に、手持ち無沙汰になってしまうのかもしれません。
□偉い人にでもなったの?
□出世でもしたの?
□校長先生か、社長さんにでもなったの?
これらは「偉そうな態度とってますよ」という意味です。決して、褒め言葉ではありません。
万が一でも言われることのないようにしましょう。
例2:大きい音をたてる
□上げていた腕を勢いよく音を立てて「バタッ」と下げる。
□わざとらしく「ドカドカ」と足音をたてる。
後者は頻繁に見かけることはありませんが、前者は習慣になってしまっている人もいるようです。
「つまらない・興味がない・受け身の態度」であることの証明になってしまいますので気をつけましょう。
例3:背中を向ける
先生が説明をしたり声をかけているのに、背中を向けてしまう人がいます。これは「拒絶」を表します。
話を聞くときは、相手の方に顔と体を向けるという基本的なことを忘れないようにしましょう。
【背中を向ける】
友人のダンサーから聞いた話を紹介しましょう。
とあるダンサーが、海外のバレエ団に主演することになりました。
ところがリハーサルがはじまると、コールドバレエのダンサーが背中を向けました。やり取りする場面でも、背中を向けたままです。
これは「あなたを主演するダンサーとして認めない」という意の表れだったそうです。
つまり、あなたが先生に背を向けるということは「先生として認めません」という意の表れになってしまう可能性があるということ。
そうでなくとも、話をしているのに背を向けられて気持ちいいわけがありません。
先生も人間であって、感情があることをお忘れなく。
先生はわかっていることが多い
悪気がないケースが多いことを、ほとんどのバレエの先生はわかっています。だからといって、やり続けていい訳ではありませんし、失礼な態度によって傷つく人がいることも、大人ならば理解するべきです。
こうしたマナーに関しては「バレエだとどうなのかわからない」と悩む場合もあるとは思いますが、まずは、 “一般的なマナー” を守りましょう。
バレエの先生がもし、あなたの会社の上司や取引先の相手だったとしたら、腕組みをしたり、バタッと腕を下げたり、背中を向けたりはしないはず。
難しく考えず、【普段の生活でしないことは、バレエレッスンでもしない】ことが大切です。
心あたりがあったら、あなたに対する誤解が生じる前に改善しましょう。きっと、良い人間関係の構築にも役立つはずです。
先生と良い関係を築いて、充実したバレエライフにしましょう。
2021/11 バレエWS(一部、満席あり)
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