ここが違う:伸びる人、伸び悩む人。

エッセイ

おニャーさんが「個人的に」感じたこと、思ったことをお伝えするエッセイ。

井戸端会議のつもりで、お読みください。

こんなツイートをしました。

「人と比較すると嫉妬心をうみやすい」それは、そうだと思います。

そして、この嫉妬心をうまくコントロールできない人は、実に多いものです。

自分自身へのストレスになる場合もあり、悪化すると人へ攻撃をしてしまうケースもあります。

嫉妬というのは、えらい感情的なものです。

理性的とは言い難い。

中には、先生が自分以外の人を褒めているのを見聞きするだけで、嫉妬心でいっぱいになってしまうケースもあるのだそう。

そうした感情コントロールの第一歩が、他人ではなく、自分自身と向き合うことなのではないかと思います。

ただ、個人的にはこれがベターとは言えません。

心が弱っている時、理性的な捉え方が身についていない時、そうしたケースでは役立ちます。

けれども、いつまでもここにいると、上達しにくいのは事実です。

最終的に比べる対象となるのは「目的や目標」です。

「これをできるようにしたい、こうなりたい」

その目的や目標に、今の自分は“何がどのくらい足りないのか“を比較分析し、補充をしていく。

技術目標の場合もあれば、憧れの人の場合もあるかもしれません。

いずれにせよ「前回より良くなってる」ではなく、「ここが、もうちょっとできるようになると、目標に近づける。そのために何をしたらいいのだろう?」これが最もベターな取り組みです。

とある方とお話をしたのですが、全く同じことをおしゃっていました。

成績がいい子、伸びている子と、そうでない子の傾向。

伸び悩み出すと非常に多いのが「過去の自分と比べること」なのだそうです。

「前回のテストより良かったしー」とか「点数悪いけど、まあ、がんばったし」

伸びる子が「この教科は、あと●点取ると、志望校の合格ラインに入れる」などのように目標との比較をするのに対し、過去の自分と比較して終わってしまうらしいです。

大人のバレエの楽しみ方っていうのは、人それぞれですし、尊重すべきだと思います。

みんながみんな、上達することを目的としているわけではありません。

その上で、この記事を読んでいるあなたはきっと、成長や上達を望んでいる“輝くひと“だと思います。

少しずつ、ゆっくりでいいですから、目的や目標との比較ができるようになったらいいのではないかと思います。

もちろん、続けているといいことばかりでなく、辛いときもあるでしょう。

心が弱くなるときもあるでしょう。

そんなときは、過去の自分と比べて「できるようになったことが増えたな」と活用してもいいのです。

絶対ダメというわけではないのですから。

あなたの「心」と相談しながら、上手に階段をのぼってほしいと思います。

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お読みいただき、ありがとうございました♪

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