“土踏まず・アーチを上げる”とは?:アテールへの道

2022/05/29

体の中で唯一、床と接している足裏。

ベタ足とアテールは、構造的に全く異なります。

アテールに近づくための足裏と重さの関係。

アーチや土踏まずが消失しない立ち方をやってみましょう!

“アーチ、土踏まずを上げた立ち方“を教えて!

では、早速やってみましょう!

アテールに近づくスタートラインです。

  1. 足指を甲側に持ち上げ、反り返らせる
  2. ①での足裏の“張り“をキープしたまま、足裏を床に“そっと“接地“する
  3. 足裏の張りを保ったまま、少しずつ静かに、体重をかける
  4. 足指を伸ばして、床の上に接地
*足指を反らせたら静かに床につけ、体重をかけよう。その後、足指も床の上へ。

アーチ、土踏まずを潰さずに立つことができます。

補足

厳密にいうと、アーチと土踏まずは異なります。

アーチが骨組みである骨格を指しているのに対し、土踏まずは外観を言います。

イメージとして“アーチはレントゲンでわかるもの、土踏まずは肉眼で見えるもの“と覚えておくとわかりやすいでしょう。

さらにアテールに近づく

ここまで問題なくできるようなら、次のステップヘ。

足裏の保持から、足裏を働かせるへ。

やってみてもわからない

この記事の内容を試したけれど、できない・わからないという場合は、こちらの環境整備から整えていきましょう!

大人に多い誤った立ち方

土踏まずが潰れてしまう大きな原因は重さにあります。

重さをかけてから(荷重してから)土踏まずを上げようとするのではなく、いかに体重を足にかけないかを考えることが、バレエの立ち方へと近づきます。

これが、引き上げや体を吊る、高くすることが必要な理由の1つでもあります。

ベタ足の状態で(体重を足にかけてから)、土踏まずを上げようと体重を外側にかけているケースをよく見かけますが、誤りであり、危険です。

例え、土踏まずが床から離れたとしても、それはアテールではなくベタ足です。

足底の張りを意識して、正しい立ち方をしましょう。

まとめ

アーチや土踏まずを潰さない立ち方。

正しい方法を取りましょう。

まとめます。

  • アテールとベタ足は異なります。
  • 足裏を張ったまま、体重をできるだけかけない立ち方をしましょう。
  • アテールに近づきましょう。

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アテールに近づくために必要なのは、どこの張り?

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