“習慣化されたカマアシ“をどうにかしたい‼︎

2022/05/31

無意識にカマアシになってしまうなら「習慣化」されているということ。

一般的に、足首やつま先を伸ばそうとすると、カマアシになりやすいのは事実。

その上で、バレエをするのであれば、形式上だけでなく安全の観点からも【カマアシではない足】を習慣化させる必要があります。

ここでは、カマアシだけでなく「習慣化」についても解説します。

“脱・カマアシ“習慣化する方法を教えて!

まず、習慣化する過程をお伝えしましょう。

習慣化する内容にもよりますが、習慣化するまでこのくらいの時間がかかると言われています。

  • 1ヶ月〜6ヶ月
  • 平均66日
  • 最短18日

一概には言えませんが、何かを習慣化したい時、このくらいの期間が必要であることを知っておくといいでしょう。

習慣化までの3シーズン

シーズン1:やめたい、やりたくない、やらない理由を探す時期

ついサボりたくなるこの時期は、とにかくハードルを下げて「ちょっとやればOKラインに届く設定」をすることが必要不可欠です。

あわせて読みたい “ハードルの下げ方がわかります“

シーズン2:目標に向けて、少しずつパターン化する時期

「お風呂から出たら、カマアシ対策エクササイズをする」

「バレエスタジオに行ったら、必ずカマアシ対策の確認をしておく」

というように、場所やタイミング(時間)を固定化し、習慣化へ近づけます。

シーズン3:マンネリ化、物足りなさを対策する時期

飽きてしまうことを防ぐために、モディフィケーションを行うなどの変化をとり入れましょう。

また、内容をブラッシュアップしたり、プラスアルファをしていくことも効果的です。

ここまでのまとめ

厳密に行うことも大切ではありますが、「習慣化」という観点からみると、ちょっと荒さがあっても、リズム良く継続することが重要です。

習慣化したい【骨盤を立てる】

カマアシになる原因と対策

原因を3つに整理します。

どれか1つでも欠けるとカマアシになりやすくなります。

どこからでも良いので、事故が起こる前に、早めに対策をしましょう。

その1:脛外側が活動していない、微弱

*オレンジ色の場所の筋肉を活動させよう。

脛外側の筋肉が働いていない、働けない環境だとカマアシになります。

また、カマアシになっていなかったとしても、ここの筋肉が働いていない場合、足首が不安定になります。

いずれにしても、出力が求められます。

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その2:“足+1“ 伸ばす順序を間違えている

足(甲、足底、足指)と足首。

伸ばす順序を間違えると、確実にカマアシになります。

正しい足裏の出し方

その3:膝とつま先のポジションが取れていない

膝とつま先の関係が「0ポジション」を取れていないと、カマアシ決定です。

必ず、確認しましょう。

まとめ

“脱・カマアシ“とその習慣化。

まとめます。

  • 習慣がつくまでの過程を認識することで、習慣化しやすくしましょう。
  • 3つの時期に合わせた対策をしましょう。
  • カマアシになる原因を知り、リズム良く、繰り返し対策しましょう。
  • カマアシは、突発的な事故を招きやすい状況です。一刻も早く、改善をしましょう。

実践編:この続きはこちら

  • カマアシにならない伸ばし方の順序を知る。
  • 習慣化するための項目をやってみる。
  • 解説、動かし方、バーレッスンで全体の流れを知る。

ファーストステップ♪

どこからとりかかるのかを、今日中に決めよう。

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