「ウチモモ使って!アンディオールして!」
具体的には何をしたら良いのでしょう?
この記事を読んだら、次のレッスンですることが“すぐ“わかります。
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試してみましょう。
- 姿勢…うつ伏せ
- 足と脚…第1ポジション
- 腕…肘から先を床につけたまま
- 動作…上体を上げる
↑よくあるエクササイズです。
では、同じことを2つの方法で、もう一度トライしてみましょう。
- 脚の付け根を床につけて、上体を上げる。
- 脚の付け根を「くの字」に曲げ、床から軽く浮かせて、上体を上げる。
体感に違いはありますか?
もし、可能であれば観察メモを取ってみましょう。
- ①と②の体感の違い(感想)
- ①と②のメリット、デメリット
内腿とアンディオールの関係
①解説
脚の付け根を床方向に押し出すようにして上体を持ち上げると、脚の骨の付け根(*)が前に押し出され、脚が外側へぐるっと回ります。
内腿も押し出され、かつ床の方を向きます。
おしりは適度に緊張し、股関節にかかる重さを分散しています。
この状態を立位にしてみると、内腿は[正面向き、かつ、前に押し出されている]ということになります。
これが、脚をアンディオールした状態です。
②解説
この方法を続けていると、腰が痛くなりそうです。
上体を持ち上げるとき、①は脚に対して骨盤が動いていますが、②は骨盤も脚も動いてしまっています。
つまり、動きの方程式から外れています。
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![2022−5−11アイキャッチ](https://juncotomono.info/wp-content/uploads/2022/05/C3B1F24C-2034-49D4-948D-34B196290CDA-160x160.png)
そのため、骨盤が前傾し(受動的、無自覚に)脚の付け根が浮いてしまいました。
当然、内腿も床から離れてしまいます。(離れる方に働く)
おしりはお休み状態、緊張感がないため、持ち上げた上体の重さが腰にかかってきます。
これが「腰が痛くなりそうな予感」の正体、重さです。
分散できない重さは股関節にもかかり、脚を回すことができません。
つまり、アンディオールすることができないのです。
バレエポジション、動作で確認
- 第1ポジション、第5ポジション
- 片足になったときの支持脚
- 横のタンジュやルティレなど
(前後よりも先に、横の動きで確認する)
こうした動作全てで共通することは、2つ。
- 内腿は前を向く
- 内腿は前に押し出される
上にあげたポジションや動作で確認をし、他の動作にも応用しましょう。
内腿とアンディオールの関係。
とてもシンプルです。
まとめましょう。
- 内腿は前を向き、押し出されます。
- ポジション、支持脚、動作脚共通です。
- 体重分散に必要な緊張感のある“おしり“を作る
- 内腿を押し出す目安
- 何をしたら良いのかがわかる
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あなたにクエスチョン♪
脚のアンディオール、内腿がどうなっているのが正しい?
![JBPタイトル](https://juncotomono.info/wp-content/uploads/2020/02/17458eebef27935b7046713a999487eb.png)