『順番』についてのポイントSTEP2。
今回は、順番を覚えられなかった時の対処と心持ちについてをまとめます。
バレエレッスンは、その場で順番を覚えます。順番をいつもすぐに覚えることができればいいですが、そううまくいかない場合もありますので、必ず知っておきましょう。
順番を覚えられなかった その時に
順番を覚えられることに越したことはありません。ただ、全て上手くいくとも限らないのが実際のレッスン。
順番がわからなかったときに何をするかを覚えておくことが、心の安心につながります。次のことを優先してみましょう。
順番が覚えられなくても、プレパラシオンを取るべき時間になったら、こちらを最優先させます。バーレッスンでもセンターレッスンでも、必ず、プレパラシオンをとりましょう。
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②『プレパラシオン』STEP1(全体像・基本)[BALLET レッスン中のポイント]順番が思うように入らなかったからと言って、投げないこと・捨てないこと。当たり前のようで、当たり前ではありません。順番が入らなくても、あなたにはできることがあります。
思うようにいかないと、つい不機嫌になりがち。不機嫌にならずにレッスンを続けられることは、あなたが思うよりも素晴らしいことです。
冒頭から覚えられたところまではしっかりやりましょう。例え、4カウントだったとしても、最大限美しく見えるようにしましょう。
そうすることで、”がんばったけれど、先が覚えられなかった” 事実が、先生に伝わりやすくなります。ただ流してしまうと、がんばったあなたの気持ちは伝わりません。
すなわち、順番の覚え方も大事になってきます。
→【順番”STEP1”】を参照
それでもどうしても順番が覚えられない、そういうとき、いつまでもそこにこだわるのではなく、手放す勇気も必要です。
そうしないと、本来こだわり続けたいことを手放してしまうことになります。このページや他の記事を参考に、何を大切にすべきかを整理してみましょう。
素敵な大人のレッスンにするために
順番と合わせて知っておきたいことを一つ。
「避けるべきこと・やってはいけないこと」バレエではあります。
”避けるべきこと” というと、マイナスのイメージがあるかもしれませんがそんなことはありません。マナーよく、大人のしての品位を保ったレッスンにするためには、とても大切なことです。
”避けるべきこと” が、なぜ存在するのでしょうか?
- あなたと周りの人が気持ちよく時間を過ごすため
- あなたと周りの人が安全にレッスンするため
- あなたも周りの人も、それぞれがお互いを尊重するため
バレエはグループレッスンが基本です。順番を覚えることは、レッスンを円滑に進めることになります。
したがって、順番を覚えられなかった時の『対処法』というのは、実はかなり大事なんです。
センターレッスンで自分の番なのに準備をしておらず、走ってきて途中で入る…
順番が覚えられなかったとしても、どのタイミングで自分が準備をするのかは、必ずチェックしなければいけません。
いかなる理由であれ、自分の出番なのに出遅れる・走りながら踊りに加わるのは、大変失礼に当たる行為です。
頑張ったけれど順番を覚えられなかった、そういうときに「避けるべきこと・やってはいけないこと」を整理しておきましょう。
- プレパラシオンを取っていない
- センターで移動しない
- 踊っている人にぶつかりそうな場所にいる
順番待ちで順番を考えていると、踊っている人とぶつかりそうなのに気づかないケースもあります。踊っているスペースに対して、背中を向けるのもやめましょう。
技術やレッスンの進行のためにも順番を覚えるということは大事ですが、何よりも、あなたの安全・周囲の方のためにもなります。日々のレッスンで、少しずつでも、覚えられる量を積み重ねていきたいものです。
まとめ
- 「順番が覚えられなかった時の対応策を持っている」と言うことが大切。心の安心感に繋がる。
- 【順番の覚え方】を守ったうえで、出番は最優先に考えて準備をする。
- 順番を覚えられないときに、避けるべきことや優先することを予め整理しておく。
- できることはしっかりと行う。