引き上げに関する項目:腕の高さを保ち続けるヒント【第2】

腕下がる

バーレッスン。

“第2ポジション(アラセゴン)の腕の高さを保ちたくても、気づくといつの間にか下がっている…”

腕が下がるということは、体全体も落ちてしまうということ。

まずは、いつの間にか下がっていることに気づけたことがグッド。

腕や手先が下がってしまっていることに気づける人は、意外と少ないものです。

そんなあなたに症状と対処法をわかりやすく解説します。

表れる症状が同じでも

気づくと腕が下がってしまうという同じ症状であっても、原因によって対処が変わります。

あなたのがんばりが反映されるためにも、ここを整理しておきましょう。

  • そもそも、腕の位置や形が取れていない。
    ➡︎「位置(ポジション)や形の構造自体」が原因
  • 最初はOKだが、段々と落ちてしまう。
    ➡︎位置や形はいいが「高さそのもの」が原因

前者に当てはまるのであれば、高さの前に【正しい位置はどこか】をはっきりさせましょう。

卒業しましょう。

正しい位置とは、第2ポジションを【大きな木を抱えるようにすること】ではありません。
これでは、あまりに抽象的です。はじめてバレエをする人に向けての提案と、正しく・適切な動きを学ぶ段階での提案をわけましょう。

この記事では、後者について解説します。

原因と対処その1

第2ポジションの大人に適切な位置や形を取れているのに、どうも気づくと腕が下がってしまう・落ちてしまう場合に考えられるのは2つ。

  • 腕の位置が体に定着していない。
  • 腕の位置を保ち続けるだけの【ストッパー】が弱い。

体に定着していない場合は、反復練習が必要です。体に馴染むように継続しましょう。

対処法その2

後者が意味することとは、腕と胴体を繋ぐ力が弱いということになります。

ということで、【腕と胴体を繋ぐ力=ストッパー】を強くすることが、最も手っ取り早い方法になります。

ストッパーとは、どこのことでしょう?それは「肩」です。

ストッパーをつくろう

腕と胴体を繋ぐストッパー作りのレシピはこちら!

  1. 立位または座位で、背中をまっすぐ伸ばす。
  2. 腕を体側に揃え、手の平を正面に見せる。
  3. 肘を曲げて2つ折りにする。
  4. 両肘を外に広げ、上に持ち上げる。
    ➡︎肩に力が入ったことがわかるところまで、しっかり上げる。

補足

  1. 背中が前に倒れていないかチェック。
  2. いわゆる “気をつけ” の腕の状態で、手の平が前を向きます。
  3. バヤデール”ニキヤの登場シーン” のような形になります。
  4. 姿勢がや肩の向きなどが変わらないように注意。動かすのは腕だけ。
    ➡︎二の腕が床と平行を目指しましょう。

取り入れ方はさまざま

肩の筋肉をつける目的であれば、エクササイズとしてやってみるといいでしょう。

「エクササイズとして、わざわざやるのは面倒…」という場合は、レッスン前に数回だけやっておき、予め刺激を入れておきましょう。

こうすることで、レッスン中でも肩の筋肉が活動しやすくなりますので、効率よく肩の筋肉を鍛えることができます。

まとめ

腕が下がってしまう場合、最初に確認すべきは “ポジションを適切に取れているか” です。

いずれにせよ改善は必要ですが、自覚ができている段階で既に70%は前に進んでいます。

まずは、レッスン前や外での【仕込み】&【気づいたときになおす】ことをやりましょう。

  • 原因がポジションにあるのか、ストッパーにあるのか判断しましょう。
  • 必要な場合は、ストッパーをつくましょう。
  • ストッパーはレッスン前やそれ以外で作り、レッスンではそのときの内容に集中しましょう。

【実践編:残り1名さま 適切なエポールマンでストッパーを獲得】

Thank you】


JBPでは、大人の方が最適に踊れ、かつ、今後の日常生活にも望ましい基準を定めています。

あなたが基準に沿ってレッスンすることは、バレエを愛する全ての大人に向けて、本当のバレエを、安全で適切な基準と方法を提供することにつながります!

JBPタイトル