バレエを習っている人から関心の高い “足底・足裏・足趾” この記事では、足底の基礎知識とプリエする際の正しい足底の在り方について、わかりやすく解説します。
*手と足のユビを区別するために「趾」表記で記載します。
足底は常に長く
土踏まずを上げようとして、足底を縮めてしまいがちです。足底は長くすることで「張り」がうまれ、結果として、土踏まずが上がります。
2本線でとらえる
2本の線を長くしましょう。
①親趾〜カカト
②小趾〜カカト
やってみよう
実際に足底を長くしてみましょう。
①カカトを床に着き、固定させる。
②足首を曲げ、親趾と小趾の付け根を浮かせる。
③カカトから、親趾と小趾の付け根を遠ざける。
④距離を保ったまま、足趾と付け根を床に置く。
プリエで多い間違いと原因
一度、シューズを脱ぎ、素足で確認してみましょう。
いつ何時も、足底は長くします。つま先を伸ばすときでさえも。特に、プリエが重要。足指丸まっているようなら、まず考え方を変える。足指は伸びているけど、土踏まず上げようとして、足底が短くなっているなら、正しいとは真反対。カン違いがあったら早めの修正を。その勇気があなたの未来を変えます✨
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) July 21, 2021
その1:足趾が丸まってしまう
カカトが足趾の方に近づく、後ろに流れるなどが起きると、足趾が丸まってしまいます。この場合、足趾を伸ばそうとする意識は大切ですが、同時に、足底の基本をやってみましょう。
その2:アーチが崩れてしまう
プリエをすることで、体重が足外側に流れてしまうことも、よく見かける間違いです。中足骨のアーチが崩れてしまうため、荷重を変えないことが必要です。
こうしよう!
足底の基礎知識とプリエでありがちな間違いがわかったところで、実際に、プリエをしてみましょう。もちろん、正しい足底で動いてみます。
Point1:床に固定する場所
親趾と小趾の付け根は、床に着けたままプリエをしましょう。画びょうや押しピンなどで、この2点を床にとめるイメージを持つといいかもしれません。
Point2:足底を長くしながら動く
カカトを “Pont1 での2点” から遠ざけながら、プリエをしましょう。それぞれの足趾の付け根から、カカトに向かって、線を引っ張るように動かします。
簡単メンテナンス
動かしにくい・感覚がうすい場合、甲側のマッサージで足のメンテナンスをしましょう。足が動けるようにするための環境をつくります。
この場所を念入りに
ポイントとなるのが「前足部」。足を半分にしたときのつま先側のことを言います。
マッサージ
甲側の前足部を触ると、細い骨が縦についています。この間をマッサージして、間隔を広げましょう。特に、靴を履いている時間が長い・パンプスを履く方・トウシューズを頻繁に履く方は、頻繁に取り入れましょう。
まとめ
・足底を長く保つことで「張り」をつくります。
・足底を長くしながら、プリエをします。
➡︎これが「土ふまずを上げる」ということです。
●上手なプリエが、バレエらしい動きをつくる
WS情報:体と動きに効く上手な”プリエ”【足底とスネの使い方】 #膝 #基本
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足のマッサージから
はじめてみましょう。!