足底の在り方とプリエでの使い方をわかりやすく解説|大人のバレエ上達

足底基礎 アイキャッチ

バレエを習っている人から関心の高い “足底・足裏・足趾”  この記事では、足底の基礎知識とプリエする際の正しい足底の在り方について、わかりやすく解説します。

*手と足のユビを区別するために「趾」表記で記載します。

 

足底は常に長く

足底基礎1

土踏まずを上げようとして、足底を縮めてしまいがちです。足底は長くすることで「張り」がうまれ、結果として、土踏まずが上がります。

 

2本線でとらえる

2本の線を長くしましょう。

足底基礎2

①親趾〜カカト
②小趾〜カカト

 

やってみよう

実際に足底を長くしてみましょう。

①カカトを床に着き、固定させる。
②足首を曲げ、親趾と小趾の付け根を浮かせる。
③カカトから、親趾と小趾の付け根を遠ざける。
④距離を保ったまま、足趾と付け根を床に置く。

 

プリエで多い間違いと原因

一度、シューズを脱ぎ、素足で確認してみましょう。

その1:足趾が丸まってしまう

カカトが足趾の方に近づく、後ろに流れるなどが起きると、足趾が丸まってしまいます。この場合、足趾を伸ばそうとする意識は大切ですが、同時に、足底の基本をやってみましょう。

その2:アーチが崩れてしまう

プリエをすることで、体重が足外側に流れてしまうことも、よく見かける間違いです。中足骨のアーチが崩れてしまうため、荷重を変えないことが必要です。

 

 

こうしよう!

足底の基礎知識とプリエでありがちな間違いがわかったところで、実際に、プリエをしてみましょう。もちろん、正しい足底で動いてみます。

Point1:床に固定する場所

足底 押しピン

親趾と小趾の付け根は、床に着けたままプリエをしましょう。画びょうや押しピンなどで、この2点を床にとめるイメージを持つといいかもしれません。

 

Point2:足底を長くしながら動く

足底 方向

カカトを “Pont1 での2点” から遠ざけながら、プリエをしましょう。それぞれの足趾の付け根から、カカトに向かって、線を引っ張るように動かします。

 

 

簡単メンテナンス

動かしにくい・感覚がうすい場合、甲側のマッサージで足のメンテナンスをしましょう。足が動けるようにするための環境をつくります。

この場所を念入りに

前足部

ポイントとなるのが「前足部」。足を半分にしたときのつま先側のことを言います。

マッサージ

甲側の前足部を触ると、細い骨が縦についています。この間をマッサージして、間隔を広げましょう。特に、靴を履いている時間が長い・パンプスを履く方・トウシューズを頻繁に履く方は、頻繁に取り入れましょう。

 

まとめ
・足底を長く保つことで「張り」をつくります。
・足底を長くしながら、プリエをします。
➡︎これが「土ふまずを上げる」ということです。


●上手なプリエが、バレエらしい動きをつくる
9月8日昼WS WS情報:体と動きに効く上手な”プリエ”【足底とスネの使い方】 #膝 #基本


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足のマッサージから
はじめてみましょう。! 

 

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