美しい脚のことを「カモシカのような脚」と言うことがあります。
その秘密と強さがどこにあるのか。
わかりやすく解説します。
カモシカのような脚とは、どんな脚のことでしょう?
ほどよく筋肉がつき、フォルムが良い。
ほっそりしているけれど、活動にも適した機能的な脚、といったところでしょう。
形は良い上に、ジャンプなどハードな動きにも対応できる。
その秘密を教えます。
カモシカさんの秘密はココ
カモシカのような脚を持っている「カモシカさん」、形の良い脚をしているのに、ジャンプしたり、回ったり、非常にハードな動きにも対応します。
脚の形がいいだけでは、バレエは踊れません。
とてもハードな活動ですから。
脚の形と、活動に対応できる強さを両立することは、簡単なことではありません。
ハードな活動に対応するための強さ、カモシカさんのほっそりとした脚のどこにあるのでしょう?
それが「脛」です。
足指や膝との関係
カモシカさんの強さの秘密である脛側の筋肉は、足指を伸ばすという作用も持っています。
足指が丸まりやすい人は、これを機に、できることからスタートしてみましょう。
また、がんばって膝を伸ばしているのに、曲がっていると指摘されやすい場合も同様です。
膝下が外に流れてしまっていることで、曲がってみえている可能性もあります。
一緒に確認してみましょう。
目指せ!カモシカさん
バレエ動作の中で「カモシカさん」と同じ操作をするのは、実は、超上級。
ですが、カモシカさんになるための材料を揃えたり、カモシカさん入門は、あなたにも可能です。
ここでは、カモシカさんになるために必要な材料、脛側の筋肉に[ごあいさつ]する方法をお伝えします。
- 足指を横に広げる
- そのまま、カカトを床につけて荷重する
- 親趾と小趾の付け根を床につける
バレエポジションではなく、日常の立ち方でやってみましょう。
日常の立ち方ができていないと、バレエの立ち方を理解するのは難しいです。
ポイントは、③で「カカトに体重をかけたまま、親趾と小趾の付け根を床につけること」。
付け根を床につけたとき、一緒に体重も流れてしまわないように注意しましょう。
「カモシカのような脚」とは、ただ形が良いだけでなく、機能的な脚のことを指しています。
バレエでは、形が良いだけでなく、ハードな運動に耐えられる脚が望まれます。
足指が丸まってしまう場合や、膝が伸びて見えない場合も、カモシカさんを目指しましょう。
- 膝から足首にかけてを、脛側とふくらはぎ側にわけてみましょう。
- 日常の立ち方をマスターしましょう。ここから、バレエの立ち方へと応用されます。
ファーストステップ♪
日常の立ち方を見直してみよう。
実践編:カモシカさん材料エクササイズ!
【Thank you】
JBPでは、大人の方が最適に踊れ、かつ、今後の日常生活にも望ましい基準を定めています。
あなたが基準に沿ってレッスンすることは、バレエを愛する大人に安全で適切な基準と方法を提供することにつながります!