鳩尾のポジションは、背骨や胸、腰、背中全体にまで影響を及ぼします。
改めて、おさらいしましょう!
関連このWSの復習用記事です。
https://juncotomono.info/20231115-solar/
まずは、知ること
原因やシーンを知っておくと、落ち着いて対応できるようになります。
鳩尾と気づいていなくても「なんかうまくいかないな」という場合は、整理してみましょう。
身体や操作面からの原因
代償運動として、鳩尾を突き出してしまう場合は、この2つの考え方を持ちましょう。
- 鳩尾を突き出さずに、適切な立ち姿を作れるようにする。
- 代償の「根源」となっている問題を解決する。
大人に多い「根源となる問題」、比較的多い傾向はこちら。
- 肩の位置
→後ろに回そうとすると鳩尾が前に出る - 胸の広がり
→胸を広げると言うよりも、前に突き出してしまい、鳩尾も前に出てしまう。 - 頭のポジション
→位置だけでなく、頭を動かすと同時に鳩尾も前にでる。 - 背骨の可動
→反る、丸める、側屈などをすると、鳩尾が突き出る。 など
心当たりはありましたか?
もしあったなら、把握できるだけの体感と判断できる知識があるという事。前進しているのですから、がっかりせずに、前を向きましょう!
シーンによる原因
この他、普段は突き出したり、奥にしまいすぎることはないのに、ある一定の場面になると、鳩尾のポジションが崩れるケースもあります。
- 順番を覚えられず、焦っている時
- 難しいと感じる動きが待ち構えている時
過度な緊張を強いられるシーンでは、鳩尾のポジションが崩れやすい傾向にあります。
普段のレッスンでも、頻繁に起こる事ですので、知っておくといいでしょう。
実際にトライ
実際にどんなシーンで、どんなことに気をつけたら、鳩尾の過度な緊張やポジションの崩壊を防げるのか。
メンテナンスなども含めて整理しましょう。
レッスン前の準備が重要
心当たりのある項目を中心に、レッスンに向けての準備をしましょう。
ただやるのではなく、あなた自身の体とセルフトークすることが重要です。
- 肩を後ろに回すストレッチやエクササイズ
- 胸を広げる
- 首のストレッチ
- 呼吸法による体の準備 など
レッスン外で
何かを改善するとき、何もせずに変わることはありません。何らかのアクションを起こしましょう!
- 背骨の動きを出し、正しい配列を作れるだけの可動を出す
→2024年1月WSで開催予定 - 上半身ポジション、力のかけ方を見直す
→2024年1月WSで開催予定 - 胸を広げる
→2023年12月WS開催 https://juncotomono.info/20231226-chest/ - シミュレーションをしておく
→心理的に緊張を強いられる場面を想像し、予め慣れておく。
心理的に緊張を強いられる場面とは、
順番が覚えられない時や難しいことをやる時の事だよ。
レッスン中
実際のレッスンでおすすめする取り入れ順序。参考にしてみてください。
- 静止…プレパラシオン、フィニッシュのポーズ
- 静止+脚だけ動かす…バーレッスンなど
- 腕と脚を動かす…バーで腕をつける時、センターレッスン
鳩尾のポジションが適切に取れるようになると、特に、回転がしやすくなります。
回ることが苦手な人は、念入りに確認しておきましょう。
まとめ
鳩尾のポジショニングは、背骨のポジションやアライメント、可動にも影響します。
他のパーツとの独立性を保つことで、腕や脚を動かしても、しっかりと保てるようになります。
また、鳩尾のポジションが適切に取れることで、腹背筋が正しく活動するようになり、日常生活においても、望ましい姿勢を取りやすくなります。
胸と腰の切り替えラインとも言える鳩尾。興味を持ってみてくださいね!
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