股関節が固い、可動域がない。
ストレッチしてもなかなか効果が出ない。
アクションを起こしても何も変わらない状況が続くと「どうせやっても変わらないし」と思ってしまいがちですよね。
ここ、子供達と同じようにストレッチをしても、効果が出にくい理由があるのです。
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大人の体が求める方法
そもそも大人と子供では、股関節の可動域が足りない原因が違います。
なので、大人の場合「伸ばす・回す・開く」ばかりやっていても、なかなか可動域が広がらないんですね。
私たちには、体育の授業も外遊びの時間もありません。
血液の循環が悪くなり、椅子に座りっぱなしでおしりに上半身の重さがかかりっぱなし。
ここが、子供達ともバレエの先生やダンサーとも、圧倒的に異なる点です。
ですから、子供達や先生、ダンサーと同じ方法がいいかと言われたら【最適】とは言えません。その上で、大人に最適な方法を取れば、股関節は変わります。
諦めなくても、がっかりしなくても大丈夫!
股関節にまつわる悩み
大人の場合、股関節に関する悩みはさまざまです。
- 可動域がない
- 開かない、回せない
- 違和感がある
- 詰まった感じがする
- 感覚がない など
実は、私は先天的に左の股関節があまり開きません。でも、これがわかったのは、あまり踊らなくなって、医師に指摘されてからです。それまでは、特に痛みや違和感があったわけではありません。
もちろん、いわゆる関節が緩い人たちとは同じようにいきませんでしたし、開く・回す・上げるということには、随分悩んで工夫してきましたが、踊っているところしか知らない方には「柔らかい」と言われることすらありました。
ですが、正常な人よりも開きにくい体なわけですから、そこは人並外れた工夫と努力は必要なわけです。
そんな私が大人の方を見ていて思うこと。全ての元凶は【股関節周りの硬直にある】
私自身、マックスに調子が悪くなると、股関節周りが硬直してくるので、体感的にもよくわかるのです。
大人に多い硬直
股関節周りが硬直してしまうとどうなるか?
実は、可動域が出せないだけではありません。
- 筋肉が働かなくなるため、股関節周りの筋肉がつかない、衰えてしまう。
- 股関節の適合性が悪くなり、脚を動かしにくくなる
- 腰痛や股関節の痛みの原因
- 他の部位に負担がかかり、その部分の可動域が減る
- 姿勢や骨盤のポジションを直せない
股関節は、上半身と下半身を繋いでいるエリアになるので、正しく機能していないと上半身にも下半身にも影響が出てしまいます。
また、正しく機能しなくなると、バレエだけでなく、立ち上がる・歩くなど、日常にも影響が出てしまいます。
日頃のケアと意識付けだけでなく、JBPでしっかりと取り組みましょう。
2つの解決法
解決法にまいりましょう。
まず、ストレッチやエクササイズは有効です。ただ、それはある程度、股関節周辺のコンディションが整っている場合の話なので、大人の場合、まずは硬直をとりましょう。
硬直を取るのに有効なのは、リリース系です。
- リリース
- リリースエクササイズ
- リリースストレッチ など
筋緊張が高い股関節周りの硬直をとり除き、筋肉の弛緩を促します。こうすることで、関節や筋肉の「正常な」働きができる状態にします。
もう1つの解決法。それは、【硬直に頼らない動き方を覚える】ということ。
硬直の原因はもちろん、座りっぱなしなどが挙げられますが、それだけではありません。
硬直してしまう動き方をしてしまっているのです。ここを変えていきましょう。
外力を活用するこの動き方が、タンジュでの床の擦り方、グランバットマンでの脚の振り上げ方やスピードなど、筋肉や関節だけでは説明できない体の動かし方へと発展していきます。
詳しくはこちら
『股関節リリース』[BALLET WORK SHOP]今すぐできること
リリースは、JBPにお任せ。ワークショップでじっくりトライしましょう!
では、今すぐできることは何かない?
あります!それは、湯船につかること。
長くなくてもいいです。シャワーだけで済ませず、湯船につかりましょう。
もちろん、これ「だけ」で解決できるわけではありませんが、セルフでできることの1つになりますので、今日はぜひ、お風呂に入ってくださいね!
まとめ
大人の股関節可動域アップは、バレエだけでなく、日常生活の質(QOL)を上げる上でもポイントになります。
硬直を取るには、刺激を与えればいいというものではなく、セルフで行った結果、筋挫傷を起こしてしまうケースもあります。
セルフでできること、専門家とともに行うこと。しっかり使い分けて、効率よく硬直をとりましょう!
続きは、こちら
『股関節リリース』[BALLET WORK SHOP]JBP バレエワークショップ
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