上腕の回旋が入れば、脇も上がります。
体を持ち上げる手助けをしたり、絞り上げる効果も。
上腕の回旋について復習をしましょう。
この記事は、こちらのワークショップの復習用記事です。
『上腕内旋と脇を上げる』[BALLET WORK SHOP]上腕内旋と脇を上げる
大人に多い傾向を踏まえて、実際のレッスンで取り入れるまでのヒントをお伝えします。
ぜひ、参考にしてくださいね。
覚えているかな?
まず、上腕と胴体の独立性を思い出してみましょう。これがないと、上腕のオペレーションが成立しません。
肩峯、覚えていますか?
図で見ると、ずいぶん難しそうに感じますね。ワークショップに参加された方は、当日確認した位置を思い出してみましょう。この図でやる必要はありません。
当日お話ししましたが、肩峯が難しければ鎖骨で確認しても構いません。
ただ、肩峯で確認できるようになると、より厳密な胴体と腕の独立ができるようになりますので、少しずつ、位置を覚えていきましょう。
忘れてはならないこと
上腕の回旋を入れたつもりでも、前腕や手部が動いてしまっては、回旋は入りません。
当日、四つ這いで回旋のエデュケーションを行いました。
四つ這いでは、手部が床に固定された状態になります。(CKC)この時のように、前腕と手部が上腕の動きに関係なく、きちんとポジションを取り続けた中で、上腕の回旋を入れる必要がありました。
小指側のアウトラインと前腕を1本の線で繋げる。
手首が折れたり、指先がぶら下がってはならない。
四つ這いで感覚を覚えるのもよし。鏡でチェックして直すのもよし。
いずれにせよ、上腕の回旋を入れた時に、アウトラインが崩れないように気をつけましょう・
実際のレッスンで
上腕の回旋が入れば、脇も広がり、上がります。実際のレッスンでもトライしてみましょう。
- 2番ポジション
バーレッスンなどで、脚を動かしても保持できるように。 - バーの持ち方
難しければ飛ばして③へ。ただ、習得できるとバーレッスンでの引き上げ、体の吊り上げを習得できる。 - 2番ポジションで脚を動かすもの
センターでは、腕をあまり動かさないものから習得。 - エポールマンでの2番ポジション
方向がついたり、動きが変わっても回旋が抜けないように。 - 各プレパラシオン
バーレッスンで、センターレッスンで、2番ポジション以外でも回旋を入れることにトライ。
まずは、2番ポジションで身につけましょう。
プレパラシオン(アンバー)から、といきたいところですが、2番ポジションより難しいです。
比較的わかりやすい2番ポジションからの確認が賢明です。
まとめ
肘を持ち上げた丸みのある腕の形。肘を曲げるのでも、伸ばすのでもない、この独特な形は、上腕の内旋(回旋)から生まれます。
常に、入り続ける上腕の回旋。それだけに、抜けているとバレエの体をなしません。
少しずつでいいので、できるようにしましょう。レッスンで難しい場合は、レッスン前に、2番ポジションで確認をします。
それも、難しいようなら四つ這いで。
やらないと先には進みません。JBPの他のワークショップを受講する前も確認しておきましょう。
「できていて当たり前」「無意識でもバレエになると入っている」これが理想です。レッスンだけでなく、ワークショップ前にも準備をして、習ったことを身につけてくださいね!
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