「おニャーさんの部屋」にするか
「エッセイ」として出すのか
散々迷ったところではあるけれど、「エッセイ」として出すことにしました。
とっても大事なことではあるのだけど、構えずにお話ししたいと思ったので。
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動きが堅かったり、ブツブツと途切れてしまう人には「特徴」があります。
私の経験談ではあるけれど、今からお話しすることに該当する人で、柔らかい動きが得意な人に出会ったことがありません。
キレイだけどぎこちない、優美さにはかけるかな?といったところでしょうか。
これは、大人からはじめた方だけでなく、先生にも該当します。
そして、先生から生徒さんへと伝播します。
もちろん、レッスンを受ける上でお人柄や相性は大事なことではありますが、「ご近所の仲良しさん」ではないわけです。
柔らかく、優美な動きをしたいのであれば、こうしたところも参考にしていただいて「バレエ教師として」みることも、また一つ、大事なことなのではないかな?と思う次第です。
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さて。
動きが堅い、ブツブツ切れがちな人の特徴は「ッ(小さい “ツ” )」を語尾に入れるという」特徴があります。
・プリエッ!
・ワンッ!ツーッ!スリーッ!
・イチッ!ニッ!サンッ!
・アッサンブレッ!
・ピルエットッ!
・上げてッ!回ってッ!5番ッ!
こんな感じです。
先生の場合は、クラスで声を出すので、比較的わかりやすいです。
生徒さんの場合は?
これ、フリーランス時代によくあって、ゆえに気づいた特徴です。
順番を覚えようと動きの名前やカウントを、口で言うことで覚えようとするタイプの人がいます。
時々、聞こえてしまうことがあります。
それ自体は、悪いことではありません。
本人、がんばって覚えようとしてくれているのですから。
そのとき、小さい「ツ」が入っている人は、踊るとどうもブツブツと途切れてしまうのです。
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以前、発声と人の動きについて研究している方から、興味深い話を聞いたことがあります。
発音や言語自体が堅いと、筋肉も堅く、思考もかたくなりがちなんだそうです。
どこまで解明されているのか、論文などをチェックしたわけではないので、科学的にどうなのかは私の口から断言することはできません。
その上で、経験からすると関係はあるのだと感じています。
口にしなかったとしても、小さい「ツ」を入れて、頭の中で唱えているとブツブツになりやすくなる。
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フリーランスでいろいろなお教室を回っているときから、現在のJBPに至るまでずっと、発音による影響は考慮しています。
言い方一つ。
それが、受講者に影響するケースがあると、確信を持っているからです。
さて、あなたはどうでしょう。
もし、小さい「ツ」を入れているのであれば、いい機会かも知れません。
ここを省くだけでも、何かが変わるかも知れませんよ!