バランスチェック 3つのコツをわかりやすく紹介|大人のバレエ上達

バランス アイキャッチ

この記事では、バランスチェックをする際の3つのヒントについて、わかりやすく紹介します。バレエレッスンで、あるいは、おうちレッスンで実験してみましょう。

時間よ止まれ!

 バレエで欲しいバランスとは、”長く取れればOK!” というものではありません。まるで、時間が止まったかのように “ピタッ” と静止していることが求められます。
見ている人が「息をのむ瞬間」をあなたが生み出すのです。

 

バランスチェック3つのヒント

”時間が止まったバランス” を見せるための3つのヒントを試してみましょう。

その1:両耳の穴を平行にする

耳の穴

左右2つの耳には、穴があります。この穴の奥(内耳)には、平衡感覚をつかさどる器官があります。(「三半規管」と言います)
まず、両耳に棒を通したところをイメージしましょう。その棒は、床に対して、平行であり続けます。

その2:首の後ろを立てる

首立てる

首の後ろ側には、「頸椎(けいつい)」と呼ばれる骨があります。背骨の一部です。ここがぐらつかないように、しっかりと支え、保ちましょう。
注意点は2つです。

①首の後ろにシワが寄っていないか?
②頭が前に突き出ることで、首も前に倒れていないか?

正しい頭のポジションを取ると、首も自ずと正しいポジションに入ります。あとは、保ち続けるだけです。

その3:形をキープ

形キープ

あれこれ修正したくなる気持ちはわかりますが、全ては、バランスをとる「前」に済ませておかねばなりません。
バレエでバランスを取る際は、その間、形を変えないことが非常に重要です。
まず、ベターな形を作ります。あとは、”保ち続けるだけ” です。

バレエ特有な考え方については、こちらも参考になります。
初動 アイキャッチ アンディールは動き出しで決まる【バレエの考え方】を解説|大人のバレエ上達

まとめ
・バランスチェックでは、時間を止めましょう。
・形を作るなどの必要なことは、予め済ませておき、バランスでは「保ち続けるだけ」にしましょう。


[prologue step♪]

休憩時間に
首の後ろを立ててみましょう!  

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