この記事では、グランバットマンをすると、”前腿で上げているように見えてしまう場合” の原因と改善方法をわかりやすく解説します。
思考の捉え方
特に、デヴァン(前)やアラセゴン(横)に上げるとき、前腿で上げているように見えてしまうことが、多くあります。
「前腿で上げないで!」と指示が出たとき、「前腿で上げないようにする」では何も変わりません。大事なのは「何をしたら良いのか」を知っていること、行動することです。
みつけてみよう
タンジュをするとき、いつもよりストロークを長くとってみましょう。[外側ばかり使っているようにみえる=脚が割れる] のを防いでくれます。動作脚側の腰骨が変えずにいたら、さらにいいですキラキラ脚を長く使う、ということ。特に、戻るとき、ストロークが短くなっていないか、一度確認してみまょう🌻
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) August 2, 2021
このツイートでは、タンジュについて述べていますが、グランバットマンに関するヒントが隠されています。
原因と対処
前腿で上げてしまっているように見えるときに、必ず、チェックすると良い2つの項目を紹介します。
その1:膝を伸ばす
とても、がんばっているとは思います。
・自分では膝を伸ばしている
・一般的には膝が伸びているという状態
その上で、「バレエとして、膝が伸びていると判断できる脚」になっていないと、膝が曲がって見えるため、前腿から脚を上げているように見えてしまいます。
この場合は、”一般的な膝を伸ばす” や “自己流の膝を伸ばす” をそろそろ卒業し、【バレエとしての膝の伸ばし方】を身につけましょう。
その2:ストロークをとる
本来確保すべきのストローク(ポジションからの距離)が取れていないと、グランバットマンに必要な摩擦力を得ることができないため、代償運動として太腿で脚を上げてしまうようになります。第4ポジションや第2ポジションを通る意識を持つといいでしょう。
ここで必要とするのは、床を使うことでも、足裏の使い方でもありません。「正しい足の出し方」を身につけることが、最適なグランバットマンへと直結します。
また、股関節がつまりやすい、痛めるケースも同様です。
足の出し方については、こちらも参考になります。
アンディールは動き出しで決まる【バレエの考え方】を解説|大人のバレエ上達
まとめ
・バレエでの膝の伸ばし方を習得しましょう。
・ストロークを得るために「正しい足の出し方」を身につけましょう。
正しい足の出し方をタンジュで習得。
*膝の伸ばし方については、10月WSで予定しています。
WS情報:アンディオールストレッチとバーレッスン【カギは”初動動作”】 #タンジュ #足の出し方
[prologue step♪]
次のレッスンで
ストロークを長く取って
グランバットマンしてみましょう!