苦手な動き、苦手なステップ。
誰にでもあります。
少しでも緩和させて、身構えずに済むようにしていきましょう。
苦手意識のある動作を放っておかない方がいい理由。
それは「アレルギー」になる場合があるからです。
アレルギーとは、名前を聞いただけで、見ただけで【拒絶反応】が出てしまうこと。
できれば、そこまでいく前に緩和させましょう!
気持ちも行動も軽く!4つのポイント
苦手克服にはコツがあります。できるだけブレイクダウンし、OKと言える項目を増やす。そして、クオリティを求めない。この割り切りができるかどうかが最大のポイント。「とりあえずやればいい」で済ませることも大事。そうしていくうち、動きに慣れ「怖がらなくても大丈夫」と頭に覚え込ませます✨
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) March 18, 2022
あなたの気持ちも行動も軽くしましょう。
ここでは4つのポイントをお伝えします。
1、“とりあえず“ が大事
クオリティの良し悪しよりも、とりあえずやってみたことでOKとしましょう。
- 動き自体を構成するもの
↪︎これができないと動きにならない - 動きの質を良くするもの
↪︎質が高くても低くても、動きそのものに変わりはない
後者に関して、この時点でこだわりを持つ必要はありません。
ひとまず、前者に挑むことができたならOKとしましょう。
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2、ブレイクダウンしよう
ブレイクダウン(細分化)することで、あなたの中で「とりあえずできたOK!」思えることを増やしましょう。
例 ピルエットをブレイクダウンしてみましょう。
- プレパレーションの腕の形
- プレパレーションの足の形
- 支持足のルルヴェー踵を上げる
- 支持足のルルヴェー膝を伸ばす
- ルティレの形を作る
- アンナヴァンを作る
- ラストのポーズを作る、止まる
- とりあえず、回る
- 回る方向を守る
できるだけ細かくし、とりあえず【意識的にやってみたら】ヨシとしましょう。
何度も言いますが、ここではクオリティにこだわらない方がいいです。
回転での腕の使い方にフォーカス
3、脳にインプットさせよう
1と2を繰り返して「この動き、怖くない」とか「意外と大したことないんだな」ということを、頭に覚えてもらいましょう。
苦手というのは、あなたにとって「大変な」出来事。
「大したことないんだ」と頭が理解することで気構えなくなり、他の動きと同列、仲間入りができます。
また、例えばピルエットなら「クルッと回る」のように、バレエとして構えずに済む言葉に訳してみるのも効果的です。
4、あとは慣れるだけ…ただし
ここまできたら、慣れるまで反復しましょう。
と、ここであなたに知っておいてほしいことが。
何回もやっているのに、レッスンしているのに、慣れないできないといった声を耳にすることがあります。
慣れるまで、何回必要だと思いますか?
- 100回、200回程度では、慣れるまでいきません。
- 1000回で、慣れはじめるかどうか。
- 10000回やって慣れなかったら、その倍が必要です。
- それでも慣れないなら、まだ数が足りません。
大人に多いのは、苦手意識があるにもかかわらず、質を求め過ぎてしまって、慣れるまでの数が圧倒的に足りないこと。
例え、質が良かったとしても100回程度では、慣れないのはあたり前です。
なかなかレッスンに行けない場合は、それ以外での工夫が必要になります。
苦手意識は、気持ちも行動も重くしてしまうもの。
得意なものと同じことを求めず、一歩一歩、前に進みましょう。
まとめます。
- 苦手意識を放っておくと、アレルギーになるので早めに対処しましょう。
- 4つのポイントを意識しましょう。
- ピルエットアンディオールのブレイクダウン
- できるできないではなく「慣らす」ところから
- バーレッスンから苦手克服に構成するので、少しずつ進める!
ワークショップで解説、ぜひ参加しよう!
4月15日(金)お昼12時〜受付
ファーストステップ♫
ブレイクダウンをやってみよう!
【Thank you】
JBPでは、大人の方が最適に踊るための基準を定めています。
この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。