骨盤は、上半身と下半身を繋ぎます。
空間的に高く吊り上げる事ができれば、股関節の可動という「バレエでほしい人気アイテム」が手に入ります。
瞬間引き上げ術、さあ一緒にやってみましょう!
骨盤を空間に吊り上げるメリットがわかれば、あなたも「やってみよう!」と思うはず。
- 股関節の可動が広がる。
- 脚を細長く使える(デザインできる)
- 過度な力みが減る
実際のバレエレッスンでは、このようなメリットがあります。
- 足を開く、脚を回すがしやすい=アンディオールしやすい
- ロンドゥジャンブアテールなど、脚を回す大きな動きがしやすくなる
- グランバットマンなどで「量(高さ)」を出しやすくなる
- ポジションが入りやすくなる。
あなたの体にもこんなメリットが!
- 筋肉を長く伸ばした状態で働かせる(収縮)ことができるので、脚が太くなりにくい。
- “よく伸びた脚、高い腰“に見せることができる。
- 腹背部が適度に緊張するため、ウエスト周りをスッキリさせることができる。
- 関節の不安定さが原因の怪我を防ぐことができる。
やってみよう
瞬間空中吊り上げをしてみましょう。
骨盤が最も高くなる姿勢、ポジションを作る方法はこれ。
- 膝を伸ばし、足をできるだけ内足にする
- 骨盤を起こし、体重をカカトにかける
- 姿勢をまっすぐに正す
これが、最も骨盤の高い状態です。
この高さを覚えておきましょう。
バレエの難しいところ
骨盤は高くなりましたが、バレエでは内足にはしません。
ここが、難しいところ。
足を開く=骨盤が落ちやすい
[骨盤が高いまま、足を開く、脚を回す]これを同時にやらねばなりません。
- 「やってみよう」で骨盤の高さを取ります。
- その骨盤の高さを保ったまま
- 静かに、バレエポジションを作りましょう。
もちろん、動いている時もこの高さ必須です。
ポジションが取れたらシンプルな動きへと移行しましょう。
“高さキープ“と思って動くと、下がりやすくなるよ。
骨盤の角度を保ったまま、1ミリ高くしようとするといいよ♪
骨盤の瞬間吊り上げ。
どうでしたか?では、まとめましょう。
- 骨盤を空間に吊る発想を持ちましょう。
- 最も高い位置の感覚を覚えましょう。
- 骨盤が高いまま、バレエポジションをとってみましょう。
上げた高さを保ち続けるために
ファーストステップ♪
今日中に骨盤を吊ってみよう!