アテールか、ルルヴェか、ジャンプか。
バレエ動作は、いずれかに当てはまります。
この記事で取り上げるのは「ルルヴェ」、あなたも一緒に整理しましょう。
両足のルルヴェもあれば、片足のルルヴェもあります。
ピケのように、入りはピケで“ルルヴェ状態“という動作もあります。
1番のルルヴェやススといったシンプルな動作だけでなく、
ピルエットなどの回転や、ピケアラベスク、長いバランス、アダジオからアレグロ、グランワルツ(アレグロ)まで
その影響は多岐に渡ります。
ジャンプのコンビネーションでも、ピケやルルヴェが組み合わされることがあるね!
心当たりは、ありませんか?
まっすぐなルルヴェができない場合に、悪影響が出やすい動作。
- ルルヴェに関連する動作で、バランスが取れない。
- 静止、ポーズが出来ず、流れてしまう。
- カマアシになってしまう、外側に乗ってしまう。
- ピルエットなどで回転軸が曲がる・歪む。
- ピケなど「進む+ルルヴェ状態」で進めない&行方不明になりやすい。
- ケガをしやすい、足首がグラグラしやすい。
まっすぐなルルヴェができない場合に、悪影響が出やすいボディデザインやポジション。
- A:アンディオールできない。
- B:太腿が太くなりやすい、外腿がバツバツに硬直しやすい。
- C:ウエスト周りがたるみやすい。
A:付け根が引ける、頭が突き出る、おしりが出る、骨盤前傾、膝が曲がる・緩む など
B:体重を含む重さは外側に流れる。脚に重さが寄りかかるために起こる。
C:背中やお腹が入る・引き締まる体のポジションが取れない。
例えば回転などで「バランスが取れない、止まれない、回れない」からと、闇雲に練習しなくても、原因がルルヴェにあるとわかれば、的確な対策を打つことができます。
こんな“いいこと“があります!
まっすぐなルルヴェにすることで、得られるいいこと。
- まっすぐ立つ、正しい姿勢、体やバランスが安定する。
- 特に「回転系」において「回転軸」を正しく取れるようになる、安定する。
- アンディオールが入ることで、強く、長い脚を作ることができる。
まずは、ここ!
まっすぐなルルヴェをするには「まっすぐなルルヴェができるだけの可動域」が必要です。
この可動域が足りないと、足指が丸まりやすくなります。
可動域なくして正しく動かすことはできませんので、しっかりと確保しましょう。
ルルヴェに欲しい可動域は、足指が伸びたまま、足指の付け根を曲げられることです。
⬇︎この記事の【足指スプリット】をやってみましょう。
足 “足指・足裏・甲“ 大人のためのバレエフット改造ルルヴェの可動で必要なのは、足指を手前に引く方になります。
足指スプリットをする際、意識的にしっかり引くようにしましょう。
また、このとき足指が曲がってこないように気をつけましょう。
まっすぐなルルヴェは、バレエテクニックには必須。
この基本が、さまざまな動作へと応用されます。
まとめましょう。
- さまざまな動作に波及することを認知しましょう。
- ケガをしないためにも、できるだけ早くまっすぐなルルヴェを身につけましょう。
- まっすぐなルルヴェをするために必要な可動域を確保しましょう。
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