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バーの配置を変える利点:無意識の領域を刺激する

エッセイ

おニャーさんが思ったこと、感じたことを気ままに綴るエッセイ。

井戸端会議のつもりで、気軽に読んでみてください。

どの日にする?

JBPでは、WSで公表されている内容のように「これをやりますよ」と宣言しているものと、そうでないものがあります。

例えば、脚に関することをテーマに掲げ、皆さんに提案する文言自体は脚に関するものだけど、アンシェヌマンで背中の問題にも同時に取り組む、といった具合です。

バレエは体を動かすもの。

当日1日で全てが解決すれば一番いいですが、できたとしても「馴染ませること」が必要になります。

なので、課題に集中してもらいつつ【アンシェヌマンさえ覚えて、ただやれば馴染んでいく構成】というのを行っています。

ここは、通常のレッスンとは違うところです。

意図的に行うことと、無意識に進めることを、同時に組み込んでいるのです。

さて、そうしたことはアンシェヌマンに限ったことではありません。

ワークショップ自体の進行だったり、方法にも散りばめられています。

バーレッスンを2つに分けることで、観察する力や客観視する力をつける。

他の人がどうやっているのかを見る。

視点を広げる、発見しようとする姿勢を身につける。

順番を覚えようとする習慣をつける。

つまり、能動的にレッスンに取り組むことを覚える。

ワークショップだからできることです。

例え、その日のテーマが体に関する事でも、センターでの“ではけ“の仕方の確認や音の取り方についても取り扱います。

「知らないのかもしれない」ということを、意識するようにしています。

前置きが長くなりました。

ここからが本題です。

バーの配置については「ご自由にどうぞ」という場合と、こちらで指定する場合があります。

バーでの第1、第2グループをジャンケンで決めるときもあれば、指定する場合もあります。

それぞれ目的がありますが、今日は“指定する場合“での発見について、あなたにお話ししたいと思います。

バーの位置を指定するのには、さまざまな理由があります。

1つ、2つではありません。

その上で。

バーの位置を指定する理由の1つに「ずっと同じ位置に留まらない」ということが挙げられます。

例えば、広い稽古場の場合、必ずしも全員が鏡を見れるわけではありません。

また、見れたとしても「正面から見える、側面が見える」それぞれあります。

オープンクラスで見かけるのは、常に同じ人が鏡が見える位置をとっているということ。

ルール違反ではないかもしれませんが、他にもその位置でレッスンしてみたいという人がいるかもしれません。

場所に決まりはなくても、誰かが毎回同じ位置をとっていると、その場所に行きにくいという状況も生まれてしまいます。

もちろん、その場所にいたくてついている場合がほとんどだと思います。

その上で、なんだか毎回、近くでバーレッスンするのが通例になっている人がいたりすると、違う位置でやりたくても、何か言われそうで動くことができない。

結果、いつも同じ場所になってしまう。

そうした場合もあるかもしれません。

理由はいずれにせよ、個人的には、常に同じ位置でバーレッスンをすることは、大人にとってマイナス要因の方が大きいと感じています。

もちろん、ずっと同じ位置でも効果的にバーレッスンをする人もいます。

ただ、それは10年に1人出るかどうかというくらい稀です。(JBPにはいます)

大抵は、あまり良くない結果を生み出します。

そうしたこともあって、全員のバーの位置を指定することもあるのです。

ただバーの位置を変えただけなのに、劇的に良くなる人もいます。

「不思議だね」なんて言ったりしますが、実は、不思議でも何でもありません。

バーの位置が変わると、体がちょっとした緊張感を持ちます。

そして、視点が変わります。

景色も変わります。

例えば、壁にベッドをピッタリくっつけて寝ていたら、体に癖がつきます。

例えば、常に片側に重たいバッグを下げていたら、体に癖がつきます。

そんなことがバーレッスンでも起きるのです。

ちょっとだけ景色が変わると、ちょっとだけ視点が変わる。

すると、対応しようとして、ちょっとだけ体が変わる。

この「無意識のちょっとだけ」というのは、絶妙で絶大な効果をもたらすことがあります。

意識的に何かをすることは、とても大切なことです。

常に、それを意識しないと、成長できません。

その上で、「人間」という観点から見るのであれば、圧倒的に無意識で行っていることが多いのです。

ですから、無意識が良くなれば、当然、行動も良くなるわけです。

もし、ずっとバーの定位置があるならば、場所を変えてみるのはどうでしょう?

あなた自身がやりにくかったとしても、それが正しい動きだったり、美しいものだったり、するのかもしれませんよ。

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