腕のポジションの基本があるように、ポールドブラの基本もあります。
知らない人は知ることから、知っている人は身につける方法を。
体を伸ばして動かすことに役立ちます。
ポールドブラの基本を復習しよう
ポールドブラ、腕の運び。
バレエは足捌きが1つの見せ場ですが、人の視線はまず上半身にいきます。
そのため、ポールドブラはあなたの印象を左右する大事な要素です。
ここで、あなたにクエスチョン。
正しい立ち姿勢、正しいアームスのバレエポジションが取れていることを前提にして、ポールドブラの基本を説明してください。
そうそれはこれです。
▶︎腕の形を変えずに動かす
動きの途中で意図せず、肘がひどく曲がりすぎたり、伸び切ったり、手首の形が変わってはなりません。
プレパラシオンポジション、つまり、アンバーの形のまま腕を動かします。
もちろん、適切なアンバーが取れていることが前提。
だからこそ、プレパラシオンが超重要。
“どこが主導するのか”きちんと整理する
さらに、プラスアルファするとクオリティが上がる項目。
本来は基礎として絶対的なことですが、大人の場合は、少しずつプラスしていくことでバレエらしさを手に入れましょう。
▶︎胴体の形(姿勢)を変えない。
▶︎鎖骨の向きは変わっても、位置は変えない。
▶︎肩甲骨は必要に応じて適宜動くが、積極的に動かすものではない。
これらを守ると、腕の付け根がグリグリと良く動き、肩がアンディオールしながら動きます。
胴体側の[肩の受け皿]に対し、腕の付け根が動きます。
両方が動いてしまうと、腕が動いたことになりません。(補足参照)
まずは、お馴染みのトルソースクエアのまま、腕を動かせるようにしましょう。
純粋な動きが、澱みのないクリアな動きへと導きます。
基本を押さえたポールドブラの体験
用意するもの…フェイスタオル
持ち方…肩幅に持つ
- 腿の前でタオルを持つ。
- 肘を軽く曲げ、外側に向ける。
- タオルが弛まないように、外側に力をかける。
- そのまま上下に動かす
ポールドブラもタオルを持っている時のように、腕の形を変えず、外に張り出す力を保ったまま動かします。
また、タオルを持ったまま腕を動かすと、胴体が変形していないかのチェックがしやすくなります。
体が縮こまらないように、タオルを体から離して動かしてみましょう。
まとめ
ポールドブラの基本や体験方法がわかりました。
ここまでをまとめましょう。
- 腕の形を変えずにポールドブラを行いましょう。
- 姿勢を崩さずに腕を動かします。
- ポールドブラを主導するのは腕です。
ファーストステップ♪
1週間以内にタオルエクササイズにチャレンジ!