ポールドブラの基本と感覚の付け方

2023/01/20 編集2

腕のポジションの基本があるように、ポールドブラの基本もあります。

知らない人は知ることから、知っている人は身につける方法を。

体を伸ばして動かすことに役立ちます。

ポールドブラの基本を復習しよう

ポールドブラ、腕の運び。

バレエは足捌きが1つの見せ場ですが、人の視線はまず上半身にいきます。

そのため、ポールドブラはあなたの印象を左右する大事な要素です。

ここで、あなたにクエスチョン。

正しい立ち姿勢、正しいアームスのバレエポジションが取れていることを前提にして、ポールドブラの基本を説明してください。

そうそれはこれです。

 ▶︎腕の形を変えずに動かす

動きの途中で意図せず、肘がひどく曲がりすぎたり、伸び切ったり、手首の形が変わってはなりません。

プレパラシオンポジション、つまり、アンバーの形のまま腕を動かします。

おニャーさん
おニャーさん

もちろん、適切なアンバーが取れていることが前提。

だからこそ、プレパラシオンが超重要。

“どこが主導するのか”きちんと整理する

さらに、プラスアルファするとクオリティが上がる項目。

本来は基礎として絶対的なことですが、大人の場合は、少しずつプラスしていくことでバレエらしさを手に入れましょう。

 ▶︎胴体の形(姿勢)を変えない。

 ▶︎鎖骨の向きは変わっても、位置は変えない。

 ▶︎肩甲骨は必要に応じて適宜動くが、積極的に動かすものではない。

これらを守ると、腕の付け根がグリグリと良く動き、肩がアンディオールしながら動きます。

胴体側の[肩の受け皿]に対し、腕の付け根が動きます。

両方が動いてしまうと、腕が動いたことになりません。(補足参照)

まずは、お馴染みのトルソースクエアのまま、腕を動かせるようにしましょう。

純粋な動きが、澱みのないクリアな動きへと導きます。

補足

ポールドブラで、動きを主導するのはあくまで「腕」。

上肢帯全体ではない。

基本を押さえたポールドブラの体験

用意するもの…フェイスタオル

持ち方…肩幅に持つ

  1. 腿の前でタオルを持つ。
  2. 肘を軽く曲げ、外側に向ける。
  3. タオルが弛まないように、外側に力をかける。
  4. そのまま上下に動かす

ポールドブラもタオルを持っている時のように、腕の形を変えず、外に張り出す力を保ったまま動かします。

また、タオルを持ったまま腕を動かすと、胴体が変形していないかのチェックがしやすくなります。

体が縮こまらないように、タオルを体から離して動かしてみましょう。

まとめ

ポールドブラの基本や体験方法がわかりました。

ここまでをまとめましょう。

  • 腕の形を変えずにポールドブラを行いましょう。
  • 姿勢を崩さずに腕を動かします。
  • ポールドブラを主導するのは腕です。

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