この記事では、バランスチェックをする際の3つのヒントについて、わかりやすく紹介します。バレエレッスンで、あるいは、おうちレッスンで実験してみましょう。
時間よ止まれ!
バレエで欲しいバランスとは、”長く取れればOK!” というものではありません。まるで、時間が止まったかのように “ピタッ” と静止していることが求められます。レッスンでは、バランスをチェックするシーンが、たくさん出てきます。長いバランスを取れるのは、いいことではあります。その上で、バレエの場合、”バランスを取っている時間”を競っているのではありません。まずは、一瞬でもいいので【時間を止める】ことを意識しましょう。”バレエ” に近づきます🌼
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) August 3, 2021
見ている人が「息をのむ瞬間」をあなたが生み出すのです。
バランスチェック3つのヒント
”時間が止まったバランス” を見せるための3つのヒントを試してみましょう。
その1:両耳の穴を平行にする
左右2つの耳には、穴があります。この穴の奥(内耳)には、平衡感覚をつかさどる器官があります。(「三半規管」と言います)
まず、両耳に棒を通したところをイメージしましょう。その棒は、床に対して、平行であり続けます。
その2:首の後ろを立てる
首の後ろ側には、「頸椎(けいつい)」と呼ばれる骨があります。背骨の一部です。ここがぐらつかないように、しっかりと支え、保ちましょう。
注意点は2つです。
①首の後ろにシワが寄っていないか?
②頭が前に突き出ることで、首も前に倒れていないか?
正しい頭のポジションを取ると、首も自ずと正しいポジションに入ります。あとは、保ち続けるだけです。
その3:形をキープ
あれこれ修正したくなる気持ちはわかりますが、全ては、バランスをとる「前」に済ませておかねばなりません。
バレエでバランスを取る際は、その間、形を変えないことが非常に重要です。
まず、ベターな形を作ります。あとは、”保ち続けるだけ” です。
バレエ特有な考え方については、こちらも参考になります。
アンディールは動き出しで決まる【バレエの考え方】を解説|大人のバレエ上達
まとめ
・バランスチェックでは、時間を止めましょう。
・形を作るなどの必要なことは、予め済ませておき、バランスでは「保ち続けるだけ」にしましょう。
頭や首の動かし方の参考になります。
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休憩時間に
首の後ろを立ててみましょう!