体を長く伸ばして使う。
ただ筋肉をつければいいのではなく、ボディデザインも重要な要素であるバレエでは、よく耳にする言葉です。
バレエレッスンでも、ストレッチでも、体を動かすもの全ての基礎となる体の動かし方、方程式を解説します。
体を伸ばして使う(ここでは、伸長に焦点をあてています)考え方、方程式と基礎は、体を動かすもの全てに共通しています。
全ての基礎となりますので、必ず理解しておきましょう!
Aを止めてBを動かす
筋肉の端と端を「AーB」で表します。
AもBも一緒に移動してしまうと、ただ、位置が変わっただけになります。
AとBの距離が近づくと、筋肉は短くなるか、弛んでしまいます。
筋肉を伸ばすことに成功。
Aを止めて(固定して)、Bを動かす(Aから遠ざける)ことで、筋を伸長しています。
やってみよう
「Aを止めてBを動かす」の例を体験してみましょう。
例腕を伸ばして使う「2番ポジション(アラセゴン)」
- Aを止めて
“肩甲骨“ あるいは “鎖骨” あるいは腕の付け根を止めて - Bを動かす
肘を遠ざける
例長い脚で使う「バットマンタンジュ」
- Aを止めて
骨盤を止めて - Bを動かす
カカトやつま先を遠くにする
体を動かす際の「動きの方程式、基礎」を身につけましょう。
1日でも早く理解をすることで、レッスンやエクササイズ、ストレッチの正確性、厳密性を高めることが可能です。
- 体の方程式、基礎は、体を動かす全ての動作に共通しています
- Aを止めてBを動かすという、原理を体で覚えましょう。
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あなたにクエスチョン♪
体を伸ばして使う方程式は、何?