“イチかバチかのアンデダン“大人のための脱出プラン

2022−5−13

ピルエットアンデダン。

特に、大人からバレエをはじめた人にとって「構え」を覚えるだけでも一苦労のようで、「イチかバチか」で回っているケースも多い模様。

その場しのぎではなく、しっかりとしたテクニックとして覚えましょう。

大人のためのプランを提案します。

“イチかバチか“ではない、アンデダーン対策を教えて!

多くの“回りモノ“が存在するバレエ。

「ただの回りもの、回ってりゃいい」ではなく、「ピルエットアンデダン」という言語(型)として成立させることが重要です。

ポイント1:両足同時着地

ピルエットアンデダンは、指定がなければ「5番ポジション」に着地します。

このとき、支持足と動作足の床に着くタイミングを同時にします。

多いのは、支持足のカカトが先に降り、次いで、動作足が着地するタイプ。

これだと、回転途中で体が斜めに倒れたり、転倒しやすくなります。

着地を成功させるだけでなく、回転中も体をまっすぐに保つためにも「両足同時着地」の意識が効果的です。

ポイント2:プレパレーションを覚える

ありきたりかもしれませんが、なあなあに覚えていることを「放置」しがちなのが“プレパレーション(プレパラシオン)」です。

ピルエットアンデダンという動きの言語にするためにも、正しい形式のプレパレーションが必須です。

何をするのかだけでなく、何をしてはいけないのかもセットで認識しましょう!

ポイント3:形を変えない

回り出してから「伸びる」だとか「引き上げ」だとかを【やらない】こと!

ここに関しては、WSを継続している人は理由がわかるでしょうし、【やらない】ことが、実際には「伸びる、引き上げる」になっていることを知っているでしょう。

回り出したとき、その形(ルティレがどう、腕がどう、など)ベターでなくても、一度作った形を変えない、崩さないこと。

それを守って入れば、回転自体がうまくいかなくても “ポイント1“ でお伝えした着地で修正も可能です。

まとめ

「ただ、回ればいい」のではなく、ピルエットアンデダンという言語にしましょう。

“イチかバチか“ から明確な課題を認識して取り組むことで、苦手意識を薄くしていきます。

  • 3つのポイントを押さえましょう。
  • イチかバチかではなく、目的を持って練習しましょう。

実践編:さらに詳しく

  • バーレッスンから、アンデダンに慣れる
  • プレパレーション、回転中、フィニッシュのルール
  • とりあえず、「得意」ではなく「まあまあ」にしよう

アンデダーンで必要なパッセを学ぶ

ファーストステップ♪

3つのポイントをイメージしてみよう!

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