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失敗するチャンスを与えるのも指導者の仕事

エッセイ

おニャーさんが思ったことを気ままに綴るエッセイ。

お茶を片手に、井戸端会議が始まります。

バレエの先生と言っても、実にさまざまな考えの先生が存在します。

個人的には「自分が習ってきたことが正義で、それ以外は悪」という発想が、他のダンスの先生やスポーツの先生よりも強い傾向にあるのかな、と感じるときは多々あります。

これは、バレエ自体が発展した背景に大きな理由があるように感じています。

2022年は特に、この「薄々感じてはいたけれど、自分の中で曖昧にしていたこと」が確信的になった年でした。

バレエ自体の暗く、暗く、暗く、そして残酷な背景を受け入れることで、決断できたこともありますが、ちょっと辛い思いもしました。

さて、いろんな先生がいるので、これが全てとは限りませんが、私や私が知っている先生が信念として持っていることがあります。

それは、「失敗するチャンスを与えることも指導者としての役割だ」ということ。

失敗を恐れて安全圏から出ようとしないのでは、何もうまくはなれません。

もう1段階、上に上がるには散々失敗しなければならないのです。

失敗して、検証して、修正して、また失敗して、の繰り返しです。

なので、もちろん失敗しただけで放置していれば上手にはなりません。

ちょっと、ドキッとした人もいるのでは?

そう、大人、子供問わず、ほとんどの人は失敗して放置、で終わっちゃいます。

検証と修正って、頭使いますから、めんどうなのかもしれませんね。

とはいえ、上手になる人はそれを当たり前のようにやっているわけです。

まあ、それはいいとして。

兎にも角にも、安全圏から出ることが上手になるには必要なんです。

今、何を学んでほしいか。

何を学んだら成長するのか。

そのために、どんな失敗をしたら気づけるのか。

教師の仕事は、今、このアンシェヌマンを成功させることだけではありません。

何かに気づくチャンスを作るのも教師の仕事です。

バレエは体を動かすものですから、教師が教えられないこともたくさんあります。

できる方法は教えられても、結局は本人が経験して、やらなきゃできるようにはなりません。

とても、シンプルなんです。

なんだかんだ理由をつけてやらなきゃ、できないままだし

とりあえずでもなんでも、やってみようとやった人ができるようになる。

体の感覚やリズム、連鎖などは、実際に経験しなきゃ、本当の意味で理解することはできません。

頭で理解できたとしても、体で理解することができないわけですから。

考えてやった結果の失敗は、失敗じゃない。

そういうことです。

いろんなお稽古場があるので、一概にはいえませんが、少なくともJBPでは、考えてチャレンジした結果の失敗は失敗ではありません。

指導者ができることは、実はそんなに多くはありません。

深く考えている先生なら、この意味がわかるはずです。

失敗はチャンスです。

そのチャンスを作ること。

それが指導者の仕事だとしたら、あなたはそのチャンスを見逃さず、しっかり掴んでください。

お読みいただきありがとうございました。

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