バレリーナが進みながら回るピケアンデダン。
どんどん進み、どんどん加速する、その様子はダイナミックで、みていてワクワクします。
進まないピケから、進むピケへ。
ポイントをしっかり押さえましょう。
こんな悩みはありませんか?みたことはありませんか?
- 先に進めず、その場でグルグル
- 後ろに人に追いつかれてしまって焦る
- 進まないために、他の人にずっとみられているようで嫌
たくさん移動し、かつ、回転が含まれるピケアンデダン。
実際のレッスンでは、人数を少なくして行う事が多いかと思います。
その場でグルグルしてしまうと、その分、人に見られる時間が長い。
後ろから、次の人が迫ってくる。
心理的にも「焦り」が生じがちです。
確実に前に進むピケのコツをお伝えします、早速、次のレッスンで試してみましょう。
2つのポイント
ポイント1:パッセの足を下ろす位置
パッセの足は、どのように下ろしたらいいのか整理しましょう。
“ピケをしたその足“から離れたところに着地しているケースを、非常に多く見かけます。
バーレッスンで「後ろのルティレ➡︎5番」という動きをするとき、どのように下ろしましたか?
きっと、パッセの足は支持足をつたって、支持足のすぐ後ろに下ろしたはずです。
同じようにやってみましょう。
バーレッスンからセンターへの具体的なつながりがわかると、やりがいが持てるね♪
ポイント2:プリエからパッセまで
プリエしている脚をパッセに持っていく動作を整理しましょう。
よく、プリエの膝が伸びる瞬間なく、曲がったままパッセになっているケースを見かけます。
ピケの動きはこうです。
プリエから、体が前方に進み[第2または第4ポジションのルルヴェ]を通過して、ようやくパッセをします。
この[第2または第4ポジションのルルヴェ]がないと、床を圧す(押す)ことができません。
最初はゆっくり確認しながらでOK。
両脚ルルヴェで[膝が伸びた瞬間]を通過して、パッセにしましょう。
しっかり進むピケを身につけて、心理的な負担を減らしましょう。
まとめます。
- パッセの下ろし方を、バーレッスンとリンクさせましょう。
- プリエの膝は、一度伸びてからパッセにしましょう。
回転の動力はスパイラルから
ファーストステップ♪
次のレッスンで試してみよう。