洗練されているだけでなく、体力の節約やケガ予防にも繋がる、ムダのない動き。体幹の強さが欠かせません。
体幹強化でお馴染みのプランクですが、バレエにうまく繋がらないという声も耳にします。
この記事では、バレエと体幹の繋がりやエクササイズについて解説します。
体幹の安定は洗練を司る
動画を活用することで、体幹とバレエの関係性を理解しやすくなります。こちらをご覧ください。
純粋な動き
体幹が強いことで不要な動きを抑えられ、雑味の少ない純粋なバレエムーブメントに仕上げられます。初心者っぽさが減り、そのダンサーの欠点よりも、バレエ動作自体に目を向かせることが可能です。
特に、オーロラ姫のように、強い個性よりも純粋な動きを見せるキャラクターでは、体幹の強さがマストアイテムです。
洗練された所作
「体幹の強さ」というと、ゴツいイメージを持たれるかもしれませんが、実際は全く逆です。オーレリの映像を見てみましょう。トルソーがほとんど崩れることなく、歪むこともなく踊っています。
決して、大袈裟ではない品の良さ。そして、女性らしさ溢れる柔らかな動きは、体幹の強さあってこそ。強いからこそ、柔らかい。体幹の強さあってこそ可能なのです。
膝下の動きが際立つ
バレエは、他のダンスやスポーツよりも際立って、膝下を良く動かします。オーレリのように体幹が強く保つことができると、膝下の動きが強調されます。
それは、バレエらしさとなって表れるのです。
体幹を強くするメリット
体幹が強くなると、バレエだけでなく他のエクササイズやストレッチでもメリットを得られます。
負荷に耐えきれずに起こる代償運動を減らす効果があります。
骨盤や背骨の不要な動きを減らすため、腰痛予防が期待できます。
不要な動きが減ることで、その動きで働くべき筋肉(ターゲットマッスル)にきちんと刺激を送れます。結果、同じ動作でも目的とする効果を得やすくなります。
体幹部が強くなると、意識をしなくても正しいフォームを保ち続けられます。
ムダな動きがないということは、余計な体力の消費がないということ。長時間踊り続けるバレエでは、体力が全体のクオリティを左右すると言っても過言ではありません。
プランクがバレエに繋がらない理由
一般的に体幹トレーニングといっても、目的や方法は様々です。大人でバレエをしている人に手に入れてほしいのは、腕や脚に振り回されず、正しいフォームを保てる体幹です。
ただ、30秒…1分…とフォームを変えずに行うタイプのプランクでは、腕や脚を動かしても正しいフォームを保つという、身体の学習をすることができません。辛いだけで、バレエに繋がりにくい理由です。
バレエに繋げるのであれば、腕や脚を動かしながら行うタイプのプランクがおすすめです。身体を支える関節への負担が軽減され、同時に動かす部位の可動を広げます。
バレエに繋がる体感力をつけよう!
これまでプランクなどの体幹トレーニングが出来なかった方も、「エクササイズはしたことあるけどバレエに繋がらなかった」という方も、バレエワークショプで代償運動を減らす体幹エクササイズを行いましょう。
JBP バレエWS「体を効かせて バレエを変える」
代償運動を減らせば、バレエやエクササイズで欲しい効果を出しやすくなります。大人であれば、マストで通っておきたい項目です。
まとめ
体幹の強さは、バレエの美学やテクニックにはマストアイテムです。
様々なトレーニングなどが紹介されていますが、大人やバレエに合う方法で強い体幹を手に入れましょう。
ひとりで頑張れなくても、同じ目的をもった人と一緒に行うことで、あなたの限界を伸ばすことができます。
JBP バレエワークショップ
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