ただの膝曲げではない[プリエ]として機能するために。
プリエにおけるアンディオール、あなたも一緒に復習しましょう。
正しくプリエできるために
注目したい2つの部位。
それぞれ必要な準備をしましょう!
その1
まず、内腿が短かったり、固くなっていると、このような問題が起きてしまいます。
・膝を前に突き出してしまう
・膝が下を向く
・タックや出っ尻など、骨盤を正しく保てない
・肋が開いてしまう など
この場合は、内腿のストレッチをしましょう。
その2
もう1つは、膝のお皿。
膝のお皿を意図的に動かすことができない場合は、手で軽く動かして、リリースしておきましょう。
バレエでは、膝のお皿も引き上げます。
特に、プリエをしたときに膝が外を向かず、床の方を向いてしまう方は、要チェックです。
膝とつま先の位置
プリエをした際、膝とつま先は同じ方を向くように「オペレーション」しましょう。
ただ、膝を曲げただけでは、向きは一致しません。
意図的に操作する必要があります。
膝とつま先が、正しいポジションを取れるように、太腿を後方に引きましょう。
このとき、母趾球が床から浮かないように気をつけよう!
楕円運動
非常に重要で、身体機能面でも安全かつ、理に適っているポイントです。
正しいプリエをするために、絶対に知っておきたいこと。
スタート(膝が伸びている)
→フットの上に骨盤がある
プリエ
→膝とつま先の向きをとるために、おしりを含む骨盤は、やや後ろに動く
膝が伸びる
→“フットの上に骨盤“ に戻る
この動きが適切にできると、骨盤はエレベーターのような上下運動ではなく、楕円運動になります。
このときに、内腿が長く、張りを出します。
NYCBで活躍されたスキ・ショーラー女史も同様のことを記述されているよ。
まとめ
正しいプリエをするためのポイントを押さえましょう。
ここまでをまとめます。
- 内腿のストレッチと膝のお皿のリリースをしましょう。
- 膝とつま先の位置を一致させましょう。
- プリエにおいて、骨盤は楕円運動をします。
ファーストステップ♫
次のレッスンまでに、膝とつま先の位置を確認しておこう!