ピルエットをはじめとする回転動作やエポールマンでは、首の可動が欠かせません。また、首の可動域が広がり、スムーズに動くようになると、日常生活での老け姿勢も改善できます。
この記事では、首のリリースを紹介します。バレエだけでなく、ヘルスケアとしても効果的です。ぜひ、参考にしてください。
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リリースをおすすめする理由
たくさんの神経が通っている首。不適切なエクササイズや無理やり動かすなどの行為は、他の部位と比べて事故などの危険リスクが高まります。
なぜ、リリースがおすすめなのかを理解し、エクササイズやストレッチの前に取り入れましょう。無理なく、動かせるようになります。
血流を良くする
ガチガチ首の大人にとって、首周りの血流をよくすることはマスト。続く、エクササイズやストレッチで無理なく動かせる環境を作ることができます。
過緊張をとる
現代のライフスタイルは、首に過度なストレスがかかりやすい状況にあります。許容範囲を超えた緊張を緩和することで心身に良い影響を与えます。
ただ、力を抜くのではなく、必要な緊張感は残し、過緊張は取り除く。これがリリースの良いところです。
リセットする
首の場合、無理やり動かそうとすると思わぬ事故を招く場合もあります。一度、首や頭をニュートラルにすることで、筋肉を正しく動かせるようになります。
首のリリース
エクササイズボールを使うと、リラックスしながらリリースすることができます。無理のない範囲で、自分のペースで行いましょう。
体格によって、ボールに入れる空気の量を調節してください。
ノッド
上下の動きは、頭の角度を取る際に効果的です。首が長く見える、目線が上がるなどの効果も期待できます。
- 仰向けになり、両膝を曲げて立てる
- 頭の下にボールをおく
- 顎を天井に引き上げて、頭を後ろに倒す
- 顎を引いて頷く
サイドルック
- ノッドと同じ姿勢を取り、顔面を天井に向ける
- ボールの上で頭を転がし、顔を右に向ける
- 頭を元に戻し、顔を左に向ける
首の土台を安定させると相乗効果
ピルエットやエポールマンなどの実際のバレエ動作では、土台が維持できていることが大切です。土台が首と一緒に動くことなく、しっかりキープできていれば、動作をすることで可動域を広げることも可能です。
JBP バレエWS「鎖骨ポジション 胸の広がり」
首とつながる体幹でも、もっとも首に近い鎖骨。大胸筋の働きは、鎖骨ポジションを安定させ、首の可動を高めてくれます。
鎖骨のリリースから始めますので、身体の使い方がわからない、体力や可動域、筋力に自信がないという方も安心してご参加いただけます。
まとめ
首のエクササイズやストレッチをする際は、予めリリースをしておくと安全かつ効果的です。
日常的に首こりで悩んでいる方は、無理のない範囲でリリースしましょう。
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