本人は自覚なく平気な顔をしているけれど、みる人がみれば「顔面蒼白な超危険なこと」をしている。
その代表格がカマアシでのルルヴェ。
カマアシというと、タンジュなど足裏が床についていない足を思いがちですが、アテールでもルルヴェでもカマアシはカマアシ。
もちろん、ルールとしてNG!というのはありますが、ルルヴェでのカマアシは、大変危険です。
「私は大丈夫」と思わず、必ずチェックしてほしいこと。
まずは、シンプルな1番のルルヴェで確認しましょう。
OKだったら、片脚でのルルヴェやピケでも確認を。
まずは、バーを活用してチェックしてみましょう。
ピルエットの軸が曲がる原因でもあるよ。
シンプルな動きで、正しい情報を体にインプットしよう!
確認しよう
ルルヴェの足首は、足〜脚をまっすぐ繋ぎましょう。
イラストのように、くの字に曲がってはいけません。
いつグッキリ足首を捻挫してもおかしくない状況です。
- 踵が引けている
- 外側に体重をかけすぎている
こうしたことを改善する指導言語に「脚(足)をアンディオール」や「引き上げて」があります。
この言葉が適切かどうかはさておき、実際のレッスンでは、アンディオールや引き上げで済まされてしまう場合も多いことは知っておきましょう。
「私が注意されるのは、アンディオールだから関係ないわ」ではないということ。
アンディオールや引き上げに集約されているのが、こうしたことだったりするからです。
やってみよう
ルルヴェを矯正しましょう。
- パラレルに立ち、足首にボールを挟む。
- ボールを潰すように足と脚を寄せながらルルヴェをする。
ボールを落とさないように、できるだけ潰しましょう。
ボールがない場合は、次のものでも代用OKです。
- クッション
- バスタオルを丸めたもの
- 枕 など
プラスしたい!
足、足首、脚の接続だけでなく、姿勢やバレエルール、要素もプラスしましょう。
- 頭と背中をまっすぐ立てたままルルヴェ
→ルルヴェするために、上体を前に倒さない - 膝を伸ばしたまま準備し、膝を伸ばしたままルルヴェ
- お腹が出ていたら、しまいましょう。
- いつもより5センチ、背を高くしましょう。
足首をグキッとやってしまう前に、正しいルルヴェを身につけましょう。
まとめます。
- 足首が“くの字“に曲がったカマアシルルヴェは、大変危険です。
- 足〜足首〜脚をまっすぐ繋ぎましょう。
- エクササイズでルルヴェの荷重位置、方法などを矯正しましょう。
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ファーストステップ
今日、明日中に、矯正版ルルヴェを試してみよう♪