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知らないと恐ろしいバランスチェック:バーレッスン

2022-1 バランス

やり慣れてくると・時間が経ってくると、あるいは、人伝えが進むにつれ【本末転倒になること】がよくあります。

問題は、本末転倒になっていることに【気づけるか・認められるか・修正できるか】です。

必ず、押さえておくこと

バーレッスンなどでルティレのバランスチェックが行われます。

個人的に大人向けのアンシェヌマンでは、できるだけ組み込まないようにしています。

必ず、本末転倒になるからです。

とはいえ、レッスンで出てくるでしょうし、ピルエットが回れるようにと練習しているケースもあるでしょう。

無駄になるならまだしも、害になることがないように。

あなたに知ってほしいことを解説します。

初見でわかることが大切

ルティレのバランスチェックをする前に、できるようにしておきたいことがあります。

これができる前に、バランスチェックばかりしていると、悪い癖をつけるようなものですので注意しましょう。

  • 脚と足で三角形を作れていますか?
    ➡︎正面から見たときに、ヨットの帆のように脚を張りましょう。
  • 足首は、まっすぐ伸びていますか?
    ➡︎足首が鎌足はNGです。
  • 足首を伸ばしていますか?
    ➡︎足首を曲げて、足裏を支持脚につけてはいけません。
  • つま先を支持脚に押し付けていませんか?
    ➡︎つま先は支持脚に触れているのであって、引っ掛けているのではありません。
  • つま先が支持脚が膝のお皿、もしくはそれ以上に上がっていますか?
    ➡︎これ以上下がらないようにしましょう。

誰が見ても「ルティレ」とわかることが大切です。

●●先生ならわかってくれるけど…、同じクラスの人ならルティレって思ってくれるけど…

これは、ルティレとは言いません。

細かいところは、先生によって違いがありますが(つま先の位置など)、はじめてあなたのルティレを見た人にもわかるように、最低限のルールは守りましょう。

バレエのヒント

メソッドやスタイル、教師によって、異なる点があったとしても、最低限【バレエのルール】を守ることで、誰からみても何の動きをしているのかがわかります。

バレエのルールブック

重要度が高い順に【バレエのルール→バレエの基本→メソッドやスタイルの基本→先生の基本】です。

陥りやすい“バランス“

ルティレのバランスチェックをする際に、あなたが陥りがちな項目をあらかじめ把握しておきましょう。

これらが、頭をよぎったら、直ちに修正すればOKです。

  • 長くバランスを取ることを最優先にしてしまう。
  • あなたの感覚、体感を探してしまう。

最も避けるべきは、長いバランスを取ろうとして一部のパーツがグラグラと揺れてしまうこと。

  • 足首
  • 上半身
  • 腕 など

こうしたパーツが動くということは、形が変形しているということです。

ここに、本末転倒なことをしている核心があります。

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ここが核心

バレエレッスンでは、なぜ、バランスチェックをするのでしょう。

バランスを取るため??

ピルエットの準備?センターの準備??

決して間違いとは言いませんが、核心ではありません。

妙技とベーシックテクニック

特に、バーレッスンでバランスチェックをするのは、時間として長くバランスを取るためではありません。

確かに、ローズアダジオでのオーロラ姫の長いバランスのように、バレエでは、時間的に長いバランスを見せ場とする振り付けもあります。

ただ、それらは「妙技」であって、ベーシックなテクニックと混同すべきではありません。

あなたに今、身につけてほしいのは【ベーシックな、オーソドックスなテクニック】です。

その上で、やってみるのであれば、全く問題ありません。

まず、ここははっきりさせておきましょう。

つまり、バランスと言っても、パドドゥなどで見せ場にしている長いバランスを参考にしてはいけません。

バランスチェックとは?

では、あなたがバランスチェックをする意義をそろそろお伝えしましょう。

特に、バーレッスンでバランスチェックをする意義とは【バーの手を離しても、変形せずに形をキープするため】です。

バレエのルールブック

バランスチェックとは、形を変えずに両手をバーから離すこと、静止して見えるようにすること。

どんなに長い時間、バランスを取れたとしても、形が変わってしまうのであれば、はっきり言ってやらない方がいいです。

一瞬でも、形が変わらないことに意義があります。

このようなバランスチェックの方法をとるのであれば、ピルエットの補助練習としての機能を果たすことができます。

一方、例え長い時間バランスが取れたとしても、変形してしまうようであれば、バレエの練習になりません。

まとめ

バランスチェックをするのであれば、くれぐれも本末転倒にならないように、しっかりと意思を持って取り組みましょう。

意思を持って取り組んだにも関わらず、形が変形してしまう場合、大人が第一に疑うべきは【姿勢保持筋の強度に欠ける】ということ。

もし、ここが原因の場合は、問題解決は非常にシンプルで済みます。

適切に強度を高めていけば良いのです。

  • バランスチェックとは、形を変形させずに両手をバーから離すこと。あるいは、静止しているように見せることです。
  • 妙技とベーシックテクニックを整理しましょう。
  • バランスチェックは、ルティレの形を正しく取れるようにしてからにしましょう。

ファーストステップ♪
一瞬、微動だせず静止するあなたをイメージしてみよう。

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