ストレッチやエクササイズで可動域を確保することは大切。
さらに、立位(立って)で、バレエ動作に反映させることは、もっと大切。
この記事では、あなたの可動域をバレエ動作(立位)に反映する方法について解説します。
可動域そのものを広げるのは、ストレッチやワークで行いましょう。
バレエレッスンでは、今持っているあなたの可動域をフル活用して、望ましいフォルムを作ることをしましょう。
実感しましょう
あれこれ言うよりも、あなた自身が実感してほしい!
一緒にやってみましょう。
- 長座、第6ポジション
↪︎つま先までしっかり伸ばす - 第1ポジションに開く
↪︎膝とつま先は伸ばしたまま
【正しいスタートポジションの作り方は、コチラ】
重さの証明
先ほどの「第6➡︎第1ポジション」でどの程度開いたかを覚えておきましょう。
では、次の項目をプラスして、もう一度同じことをしてみます。
- 姿勢を良くしましょう
↪︎みぞおちや胸が前に突き出ていませんか?
↪︎お腹が出ていませんか? - 両手を体より少し後ろに付きます
- 手に体重をかけ、軽くおしりを床から浮かせましょう
↪︎背中をやや後ろに倒してみます
この状態で、もう一度「第6➡︎第1ポジション」をやってみます。
正しくできていれば、先ほどよりも開いてるはずです。
これぞ重さのトリック
あなたの可動域自体は変わっていないのに、後者の方法だと開けた理由。
現時点でのあなたが持っている可動域をできるだけ活用できると、ここまで開くことができるのです。
ここに、大人特有の課題があります。
後者の場合は、体重を手にかけることで重さを分散させています。
当然、股関節にかかる重さは前者より軽くなります。
重いバーベルを持っている状態と持っていない状態、どちらが動きやすいかは言うまでもありません。
立ったとき、重さは上から下へと流れます。
この重さをどう分散させるかが、可動域を効率よく活用する鍵となるのです。
バレエ姿勢を確認しよう
これらは、重さを分散させるためのヒントになります。
子供用の構えと大人用の構え。
一緒ではない理由がここにあります。
- 頭の位置と高さは?
- 肩の高さは?
- 胸骨の立たせ方は?
- 胸郭の角度は?
- お腹や内腿は?
まずは、実感してみましょう。
あなたの可動域活用を重さがどれだけ困難なものにしているのか、自覚することがスタートです。
- 重さを実感するエクササイズをやってみましょう。
- 立位で可動域を活用するためには、重さの分散が必要です。
- ヒントを参考に、立位姿勢をチェックしてみましょう。
あなたにクエスチョン♪
しっかり開いたバレエポジションを作るときに必要なことは?
実践編:頭の高さと位置をとることが最初の重さ分散
【Thank you】
JBPでは、大人の方が最適に踊るための基準を定めています。
この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。