重さを外せば可動域は広がる!:大人ならではのテーマ

2022−2ー重さ

ストレッチやエクササイズで可動域を確保することは大切。

さらに、立位(立って)で、バレエ動作に反映させることは、もっと大切。

この記事では、あなたの可動域をバレエ動作(立位)に反映する方法について解説します。

あなたの可動域を目一杯活かそう!

可動域そのものを広げるのは、ストレッチやワークで行いましょう。

バレエレッスンでは、今持っているあなたの可動域をフル活用して、望ましいフォルムを作ることをしましょう。

実感しましょう

あれこれ言うよりも、あなた自身が実感してほしい!

一緒にやってみましょう。

  1. 長座、第6ポジション
    ↪︎つま先までしっかり伸ばす
  2. 第1ポジションに開く
    ↪︎膝とつま先は伸ばしたまま

【正しいスタートポジションの作り方は、コチラ】

重さの証明

先ほどの「第6➡︎第1ポジション」でどの程度開いたかを覚えておきましょう。

では、次の項目をプラスして、もう一度同じことをしてみます。

  • 姿勢を良くしましょう
    ↪︎みぞおちや胸が前に突き出ていませんか?
    ↪︎お腹が出ていませんか?
  • 両手を体より少し後ろに付きます
  • 手に体重をかけ、軽くおしりを床から浮かせましょう
    ↪︎背中をやや後ろに倒してみます

この状態で、もう一度「第6➡︎第1ポジション」をやってみます。

正しくできていれば、先ほどよりも開いてるはずです。

これぞ重さのトリック

あなたの可動域自体は変わっていないのに、後者の方法だと開けた理由。

現時点でのあなたが持っている可動域をできるだけ活用できると、ここまで開くことができるのです。

ここに、大人特有の課題があります。

後者の場合は、体重を手にかけることで重さを分散させています。

当然、股関節にかかる重さは前者より軽くなります。

重いバーベルを持っている状態と持っていない状態、どちらが動きやすいかは言うまでもありません。

立ったとき、重さは上から下へと流れます。

この重さをどう分散させるかが、可動域を効率よく活用する鍵となるのです。

バレエ姿勢を確認しよう

これらは、重さを分散させるためのヒントになります。

子供用の構えと大人用の構え。

一緒ではない理由がここにあります。

  • 頭の位置と高さは?
  • 肩の高さは?
  • 胸骨の立たせ方は?
  • 胸郭の角度は?
  • お腹や内腿は?

まとめ

まずは、実感してみましょう。

あなたの可動域活用を重さがどれだけ困難なものにしているのか、自覚することがスタートです。

  • 重さを実感するエクササイズをやってみましょう。
  • 立位で可動域を活用するためには、重さの分散が必要です。
  • ヒントを参考に、立位姿勢をチェックしてみましょう。

あなたにクエスチョン♪

しっかり開いたバレエポジションを作るときに必要なことは?

実践編:頭の高さと位置をとることが最初の重さ分散

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JBPでは、大人の方が最適に踊るための基準を定めています。

この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。

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