2022年8月16日開催
”内腿でアンディオールの真理”大殿筋の重要性と役割
とても変化量が大きかったですね。
phase2で、バーに着いた姿勢が明らかにいつもと違っていました。
明らかに膝が伸び
明らかにまっすぐ立ち
明らかに開いていました
動き出す前、すでに。
もちろん、内側がアンディオールが…ということもあるでしょう。
一方で、バーに着いた瞬間に違ったということは、その前に行った「おしりのエクササイズ」がどれだけ効いているかが物語っています。
それだけ、普段、活動していないのです。
これは、受講者の皆さんだけに当てはまる事ではなく、大抵の人が該当します。
その影響で、膝が伸びなかったり、姿勢不良になったり、開かないのです。
何ヶ月もかけたのではありません。
たかだか、実質30分程度のエクササイズで、こんなにも違うのです。
しかも、今回は特に細かい指示や操作をしていません。
もちろん、「フォーム的にはもう少しこう」というのはありますが、とりあえず、動いてみることに終始しました。
それでもこれだけ違うのです。
たった30分で。
やればこれだけ良くなる。
レッスン前にちょっとやっておくだけでも、継続すれば、よくなっていくことでしょう。
バレエにも日常生活にも、あまりにも影響が大きいパーツではあるので、“バレエと健康と認知問題“を考えるのであれば、必須項目であるのは確実です。
とはいえ、日々疲れているのも理解できる。
とはいえ、時間の確保が難しいのも理解できる。
ならば、ワークショップに来たときに、1分やってみるという工夫もできます。
お家だと気が乗らなくても、WSや普段のレッスン前にウォームアップとして。
床にどっかり、知り合いとおしゃべりする時間を、1分おしりのエクササイズに当てたら、スタートが変わるでしょう。
すでに、そうやって工夫している人もいます。
一方で、それがなかなかできないケースもあります。
なので、全体でのウォームアップに組み込んでいこうという話をしています。
バーレッスンが始まるまでに何をしたらいいのか。
そんなことも、JBPで学んでください。
今回は、1番ポジションに限定しました。
どうでしょう?
自分でも確認できそうだと思いませんか?
内側を回して、アンディオールして。
実際のアクションは、シンプルです。
この「バレエの基本」を知っているか、バレエの意図を正確に受け取れているか否かで、行動が変わってきますね。
だからこそ、大事なのです。
メソッドやスタイルがどうこうの前に、バレエの基本原則と意図を知ることが。
あなたがあなたを理解してくれる人を好むように
バレエもバレエを理解してくれる人を好みます。
今回の内容は、普段のレッスンでどんどん活用してみてください。
鏡を使って、自分でチェックできると思います。
おしりに関しては、骨盤ポジションに関わってくることですので、時期を見て、もう少し先まで進めるようにしましょう!
また、背中が前に倒れると、せっかくのアンディオールが台無しになってしまいますから、背中は強く保ちましょう。
大人の場合、背中を鍛えすぎるということは、まずありません。
特にバレエでは、重要なパーツですので、まずは筋力をつけましょう。
体作りのワークショップ ”背中と三角筋”やりにくいエクササイズもあったと思いますが、最後までよく頑張りました。
今回の内容と量は、日常を安全に送る上で必要な内容と量にとどめています。
大変でも、やりにくくても、これはできるようにしましょう。
ぎこちなくても、一緒にやっていれば、できるようになります。
面倒でも、心配でも、やりましょう。
とても蒸し暑いなか、素晴らしい出来栄えでした。
まだ、暑い日が続くようです。
水分補給をしっかりと行い、熱中症に気をつけましょうね。
当日の写真をInstagramにアップしています。
ぜひ、ご覧ください♪