2022年9月27日開催
【JBP大人専用バレエワークショップ】
変形しない『強い脚』”剛性を高める裏腿の役割”
苦手克服プロジェクト ”着地のアンディオール”
16:20 スタート 脚の剛性(裏腿)から。
まず、冒頭でこのWSの内容は基本ではなく【基礎】であること
脚を伸ばした上でのさらなる剛性という意味では、この先があることをお伝えしました。
年内、年明けにかけては「レッグとフットの剛性に関する内容」が継続的にワークショップとして登場する予定です。
「これができてから次」では、「これ」さえもできる日は来ません。
ざっとでもいいので、まずは1周しましょう。
さて、今回の内容は、当初の予定を随分変えています。
予定していたものと、もう1つのプラン。
バーレッスンに入って間もなく、もう1つのプランに切り替えました。
今回は、そちらの方が良いと判断したからです。
「4点」という話をしましたが、体感が薄い方もいらっしゃったと思います。
このあたりに関しては、バレエ動作より先にワークでの「回数と継続」が必須になってきます。
この日は、エクササイズも概要的な内容になっていますので、また詳しくやりましょう。
今回に関しては、まず「知ること、気にすること、意識すること」を目標に掲げました。
ですので、まだ「できる・できない」あるいは「わかる・わからない」にこだわる必要はありません。
まだ、1周目ですので。
それよりも、鏡などをみて「気にかける」ようにしてみましょう。
実際のバレエレッスンでは、「気にかける」というベースがあるかないかで結果が大幅に違ってきます。
だって、裏腿の感覚があろうとなかろうと、その場で良くなったことありますよね?
そう、【出はけ】です。
ここで、膝が曲がっていたら剛性どころではありません。
確かに良くなっていたのです。
これをぜひ、ぜひ、ぜひとも、習慣にしていただきたい。
そうしたら、体感も入ってきます。
できることはやりましょう!
19:20〜着地をテーマにしたWS。
思ったよりできましたね!
「アンディオールしようとしている意思」が伝わりました。
「意思」が視覚化される。
これがどれだけ大切なことかが、WSまとめの話に繋がります。
つまり「先生が声をかけたくなる状況を作ること」
レッスンですから、やろうとしてできないというのは、大いに結構です。
ただ、できてもできなくても問題となるのは「何をしているのかわからない、何に気をつけているのかわからない」という状況です。
これだと、バレエレッスンという中でコミュニケーションをとることは難しいわけです。
その点、このWSでは「アンディオールしようとしています!」という意思を感じることができました。
これは、意外と難しいんです。
アンディオールするだけでなく「意思を持って動いている」と感じさせるのって、結構難しい。
ここが「できる人・できない人」の違いだったりします。
もちろん、センターはバーに比べると格段に難しかったと思います。
動きが難しいというよりも、着地を美しくするのが。
けれども、今回のような方法でレッスンすれば、何に気をつけていて、どこまでできて、どこからが課題となっているのか、先生側もちゃんと整理できるはずです。
そうすると、当日お話ししたように、助言が出る場合もあるでしょうし、「これは慣れが必要だな」と判断すれば、余計なことを言わずに見守るという判断も出てくることでしょう。
もちろん、その「先」を提案する場合もあるでしょう。
いずれにしても、「気にかける存在」になっていくのは確かです。
ぜひ、トライしてみてくださいね。
気温がだいぶ落ち着いてきました。
動きやすい時期です。
一方で、WSが終わるころには、一気に気温が下がっているという日も増えてきました。
ずっと寒いならまだしも、1日の間で気温差があると、体調を崩しがちです。
お荷物が増えるかとは思いますが、羽織るものなどを忘れずにご用意ください。
10月も、一緒に取り組んでまいりましょう!
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