大人の楽しみ バレエスタイルの尊重

それぞれの土地の文化が異なるように、それぞれの土地によって、美しいとされるもの、見たい・興味が湧きやすいもの、好まれる傾向、そして、バレエの立ち位置が異なります。

1つのスタイル、1つのメソッドを良しとし、自分たち以外は間違いだ。伝統芸術・芸能で見かける言動です。バレエも例外ではありません。

その上で。

私たちJBPは、当初より、それぞれに芸術的価値があり、それぞれの指導法・指導方針には、メリット・デメリットがある。それぞれのスタイル・メソッドを尊重すべきと捉えています。

さて、この記事では同じ作品を2つの異なるスタイルの踊り方で見比べてみようと思います。あなたがどのように感じるのか。楽しみながら読んでください。

見比べをしよう!

ランダーの「エチュード」という作品を見比べてみましょう。

フレンチ・スタイル

アニエス・ルテステュ「エチュード」

パリ・オペラ座でエトワールとして活躍したアニエス・ルテステュが踊っています。

ロシアン・スタイル

オリガ・スミルノワ「エチュード」

15分19秒あたりから、同じシーンを見比べることができます。

ワガノワバレエ学校で学んだオリガ・スミルノワが踊っています。

踊りの「味」となるもの

同じ作品なのに、随分印象が異なります。

他の作品と違って、衣装や振り付けが大幅に違うということでもありませんから、その違いを感じやすいかと思います。

細かいテクニックの違いなどはありますが、そもそも動作においての姿勢の取り方が違うことにお気づきでしょうか?

バレエには、引き上げやアンディオールといった、どんなスタイル・メソッドにも共通するエレメンツもありますが、こうした「違い」もあります。

その違いは、踊りの「味」となって表れます。

では、なぜ姿勢自体が異なるのでしょう?“正しい“が1つに限定されないと、あなたは迷ってしまって、どれをやればいいのかわからなくなるかもしれません。

最初にお話ししましたが、美しいとするもの・良しとするものは、その土地によって変わります。そして、具体的にどんな動きを見せたいのか、どんな動きをするためのものなのか、優先度によって動き方が変わるのです。

  • 足捌きなのか、上半身を見せたいのか
  • 細かい動きなのか、大きな動きなのか
  • リズム重視なのか、 メロディー重視なのか
  • ムーブメントなのか、ポーズの連続なのか。

それぞれ得意な動き方というのがあります。どちらがいい悪いではなく、「どんな作品を踊るためのスタイルなのか」「どんな動きのためなのか」によって、ベターが変わるのです。

バレエ自体を知る

複数あるスタイルやメソッドを尊重しましょう!「このスタイルが正解」ではなく「作品によって・ダンサーによって・見せるものによって、似合うか似合わないかなんだ」ということが理解できるようになります。

さて、この作品には、どちらのスタイルがお似合いでしょう?

JBPバレエWS

異なる2つの姿勢を体験しましょう。踊るのはあなたなのに、印象が随分変わります。

バレエで良しとされている複数の方法を知ることで、レッスンや先生のスタイル、作品、目指すものによってチョイスできる幅を作ります。

大人だからこそ、バレエにこだわりがあるからこそ、全体をみることで、その違いや気をつけることが見えてきます。

まとめ

同じバレエでも、スタイルやメソッドによって、その良し悪しは変わります。様々なスタイルがミックスされている現代のバレエ。

様々な方法があることを知ることで、バレエの流れに乗り遅れず、バレエとして良しとされていることがハッキリ見えてきます。

大人だからこそ、1つの方法に固執せず、様々な方法を知って、あなたの体と感性に合う方法を、見つけましょう。

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