華やかに踊るバレリーナ達。なかには、生まれ持った天性の華を持っているダンサーもいますが、それだけではありません。
それは、テクニックで手に入れることができます。しかも、すぐに活用できます。方法さえ知っていれば。
身体の条件も問われませんので、比較的取り入れやすい項目です。動画をみて、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のお手本
表と裏の使い方
冒頭0分15秒あたりをチェックしましょう。
タンリエでの重心移動。頭と胸郭上部は、裏(右手の方)から円形状に動き、左手の方を向きます。
続いて、1分03秒あたり。一度、奥を見るように頭を振ってから、顔が正面。同時に足は5番ポジションに入っています。
このように一度、反対側に顔を向けてから表を向くという動作が、この映像では頻繁に登場しています。動画をみて、見つけてみましょう!
効果
最も重要な効果として挙げられるのが、動きの流れ。1つ1つの単語に過ぎなかった動作が、流れるような美しい文章に仕上がります。
また、動きが大きく、動きに陰影がつくため、華やかで立体的なムーブメントに変わります。
テクニックへの応用
ジャンプの前や脚を高く上げるといった大きな動作の前に加えることで、より高く跳んだり、上がったりしているように見せることができます。
視覚的に、量を出しているように見せるのに効果的なため、大人は積極的に活用したいテクニックです。
レッスンでの取り入れ方
最初は、比較的ゆっくりした動作で練習してみましょう。取り入れ方の例を上げますので、好きな項目から試してみましょう!
- バーレッスンでのプレパラシオン
アンナヴァンでバー側、腕を開くと同時に顔も外側へ - センターレッスンでのタンリエ入りのプレパラシオン
腕をアンナヴァンに集める際、裏につける - ポールドブラ
腕を広げる動きの前に、一度裏を向く
この辺りは、レベル問わず取り入れやすい動きです。慣れてきたら、ジャンプなどのバレエ動作でも活用してみましょう。
JBPバレエWS「胸郭のわずかな動き」
“もっと本格的に表と裏の付け方を知りたい!“ という方にうってつけなのが、JBPバレエ WS「胸郭のわずかな動き」
記事では、顔の向きだけの解説でしたが、実際のバレリーナの動きを体現してみましょう!意外と、取り入れやすいので、オールレベルでオススメです。
まとめ
華やかさが増すだけでなく、跳ぶ・上げるなどの「視覚的な量」を増やしてくれる表と裏の使い方。陰影がつくので、ボディラインをすっきりと見せる効果も期待できます。
大人だからこそ、積極的に取り入れましょう!
JBP バレエワークショップ
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