11月ワークショップ発表!

順番を覚える価値とバレエレッスンの流れ

順番を覚えることは、
あなたが思うよりメリットが大きい。

 

序論:レッスンで厄介なこと

バレエレッスンは、即興性が高い。

提示されたアンシェヌマンを即時覚え、その場で行う。

その為、速く、正確に覚える必要がある。

 

本稿では、段階別の考え方や対処、レッスンの流れについて整理する。

 

 

本論:順番を覚える価値とバレエレッスンの流れ

本論1:順番を正確に覚える必要性

必要性をはっきりと察知していないと、体の反応が鈍くなる。

まずは、ここから整理しよう。

 

 

①自分が持っている以外の 運動パターン を獲得する。

自分の運動パターン数が限定されていると、対応力に欠ける。

つまり、教師のオーダーに答えようとしても、対応するだけのストックがない。

教師は、自分とは違う運動パターンを持っている。

その教師が作成したアンシェヌマンを、正確に覚えて動くことは、運動パターンを増やす強力な手助けとなる。

 

 

②アライメントが崩れる、タイミングが失われる。

順番を覚えていないと、他人を見ながら動くようになり、その時点で、アライメントやポジションは不正確になる。

また、人の動きを見てから動くと、求められたタイミングから遅れてしまう。

間違ったタイミングの修正に、多くの時間がかかる事を、あなたならご存知のはずだ。

 

 

③課題やテーマに取り組むことが出来ない。

バレエレッスンのメインイベントは、自分自身や教師からの 提案・課題・テーマ に向き合う事にある。

決して、順番や手順を覚えることが、最終目的ではない。

 

 

 

本論2:大問題となること

誤解がないように、述べておきたい。

 

本論1ー②で、他人の動きを見ながらレッスンすることへの弊害を述べた。

とはいえ、その限りではない事を、ご承知いただきたい。

 

 

ご存知の通り、バレエ動作・クラス・担当教師に慣れていない状況においては、順番は入りにくい。

 

その場合は、以下を参考にして頂きたい。

もちろん、バレエ・クラス・教師に慣れていたとしても、経験の薄いステップが出てきた場合も適用する。

 

▶︎最初から最後まで、完璧に覚えようとしなくて良い。

▶︎プレパラシオンから、4カウント・8カウント・16カウントに区切って、覚えてみる。

 

この結果として、[8カウントは覚えられたけど、その先が覚えられなかった!] ということがあるだろう。

大いに結構な話だ。

 

覚えられなかった分、鏡越しに他人を見ながらやっていたとしても、それで良い。

少しずつ、覚えられる量を増やしていけばいいのだ。

 

 

順番を覚えようとして、覚えられなかったのが、悪いのではない。

順番を覚えようとしないことが、大問題であることを整理しておこう。

 

本稿で書かれていることは、こうした配慮の上であることを、ご理解頂きたい。

闇雲に怖がる必要はない。

 

 

 

 

本論3:Lesson flow

ラスト1回!

この時、ようやく順番が入る。

これが 普通 になっていないだろうか?

 

覚えようとしたけど覚えられず、最後の1回でようやく覚えられた!

この場合は、何の問題もない。

むしろ、よく頑張った と褒めるべきである。

 

その上で。

 

もっと速く順番が入る能力を持っている場合、これで満足するのは勿体ない。

遠慮なく、次のステップへ進めば良い。

 

順番は、可能な限り速く、全力ダッシュで覚えるに越した事はない。

それには、理由がある。

 

 

(図)

 

バレエレッスンでは、図にあるような 流れ があり、この過程を踏んでいく。

 

最後の1回で、ようやく順番が入る状況とは、ステップ①で終了してしまうという事である。

バレエレッスンのメインイベントまでたどり着けていない。

 

全力ダッシュが大事な理由、あなたには、ご理解頂けると思う。

 

 

 

結論:段階を作ること

アンシェヌマンの順番を正確に覚えることは、それだけでメリットがある。

デメリットはない。

 

段階に沿って考えることが出来れば、覚えられなくて落ち込む必要も、その場で停滞する必要もない。

間違えたからといって、自分を責める必要もない。

 

順番を覚えるにあたって役立つ、実践編は、次の機会に述べる。

 

 

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