ジャンプ前の“つっこみ“は、これで変える

2022−5−18

大きなジャンプ前のグリッサードやシャッセ。

よほど気をつけないと、頭と上体が前につっこみ、腰が引けてしまいます。

跳ばなくてもできる、つっこみ改善。

椅子につかまって、やってみましょう!

“つっこみ改善方法“ を教えて!

バーレッスンでこのような練習があります。

  1. タンジュ
  2. 第4 または 第2ポジションのアテール(ポゼ)

今回の課題は、ズバリ「ポゼ」です。

やってみよう!

今回は、前進する動きについてですので【前方へのタンジュ➡︎第4ポジションへポゼ】を行います。

可能であれば、鏡で体の側方をみる(配列)ことをオススメします。

ポイント

▶︎ポゼにおいての体重移動の目安

タンジュした足のカカトが、指定の形を取れる範囲で【最低限】に留める。

▶︎頭や体のポジション

タンジュをした際の位置をできるだけ残し、カカトを床に置く。

さらにプラス!

「頭や上体をつっこまないようにキープ!」

全く何も気をつけていないときと比べて、つっこむ幅は減ることでしょう。

とはいえ、極力“つっこんでいない“状態を作りたいものです。

頭と上体を変形させずに、カカトと背中、後頭部でベクトルをとってみましょう。

下がるカカトから遠ざかるように、背中と後頭部は後ろに引き上げます。

あなたが確かめるヒント

ポゼをする際、体の側方を鏡に映し、頭と上体がまっすぐになっているかを確認しましょう。

骨盤から頭にかけて、斜めに倒れていたら“つっこんでいる“ということ。

レオタードの縫い目などでも確認できます。

まとめ

上体をつっこむことなく、助走のステップを行うことができると、次に続くジャンプが跳びやすく、美しくなります。

まとめましょう。

  • 頭と上体のつっこみは、バーレッスンから関連付けしましょう。
  • 形をキープすることは、なんらかの策を練り、実行するということです。
  • 体重を移動する際は、頭と状上体は後ろに保ちます。

関連:さらに詳しく

  • 呼吸によって体が下がらない方法を知る
  • 腹圧をかけた引き上げ
  • 体幹が強く保たれる

参考:足首の引き上げはこちら

ファーストステップ♪

次のレッスンまでに、ポゼをやっておこう。

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