おニャーさんが感じたことを綴るエッセイ。
今日も、ひとりごとにお付き合いください。
私は、ほとんどテレビを見ません。
というより、見ない生活をしていたんです。
けれども、ここ最近は見るようにしています。
意図的に思考停止にするために。
ラジオや音楽だけだと、どうしても頭が働いてしまうのが悩みの種でしいた。
休憩なしで続いてしまうこの状態を脱出するために、わざとテレビをつけるようにしています。
今までテレビはあまり好きではなかったのですが、見るものを選べば、有益なことを知ることができます。
今日のひとりごともその1つです。
お名前を出すのは控えますが、駅伝で有名な大学チームの監督さんが出演された番組。
「当たり前のことを当たり前にできない子は、育たないし育てられない」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
ここでいう当たり前というのは、技術うんぬんではなく「規則正しい生活、生活を送る上でのルールを守ること」なんだそうです。
それが「基準、基本」となり、不調になったときなどは「ここ」(生活)に戻るとおっしゃっていました。
これ、決して学生にだけ適用することではないと、私は思うんです。
大人だって、いくつになっても同じではないかと。
実は、私も学生の頃、似たようなことを言われたことがあります。
「普段の生活が踊りに出る」
「テキパキ動かないと体型に表れる」
それこそ「はい」という返事の仕方まで、指摘をいただきました。
ありがたいです、今思えば。
誰もがこうした機会に恵まれるわけじゃないですから。
知らずに、年齢だけ大人になっていくことだってあるわけですから、本当にありがたいです。
話を戻しましょう。
子供のバレエクラスでは、当たり前のことを当たり前にできるようにする、思いやりを持つことは、教育の一環として行われることが多いかと思います。
一方で、大人のクラスでは「それ」はありません。
個人的には、当たり前のことを当たり前にしている人が、損をするときもあるのかなーと思ったりします。
そうしたことが原因で、バレエ自体をやめてしまうケースもあるようです。
ただ、忘れないでほしいのです。
客観的に見れば、あくまで「客観的に見れば」ですけれど、当たり前のことが当たり前にできない人に、バレエが上手な人っていません。
大人からはじめた場合、子供ほど体の資質に差がありませんから、なおさら、そうしたことが表に出やすいのです。
バレエにはルールや型がたくさんあります。
それを守るからこそ、バレエの独特な美しさが生まれるのです。
当たり前のことが当たり前にできない人が、バレエのルールや型を守れることはないと、私は思います。
バレエのルールや型を守らなければ、それはもう、バレエではありません。
私自身も悩むことの多い項目ですが、あなたと共有できることを嬉しく思います!
お読みいただき、ありがとうございました♪
参考:引き上げが変わる、あなたが変わる!