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カカトが未来を拓く|大人のバレエ

普段の生活がトレーニングとなり、バレエにもプラスに働くならば、これ以上、合理的かつ効果的なことはあるだろうか。

生活を送るだけで、必要な筋が活動し、必要な可動をする。

 

もし、トレーニングやエクササイズするならば、バレエに特化したものへと進むことができる。

 

日常生活で体を「キチンと」使うということは、もちろんバレエにとってもプラスとなる。

ベースメントがしっかりするからだ。

 

それだけでない。

ケガ・老化予防にもなるし、太りにくいカラダ作りにもなるし、時短にもなるし、労力の節約にもなる。

 

そう、時間と労力を最も節約できるシステムであることを、もう一度、思い出そう!

 

カカトが未来を拓く

正しく立っている人はいない?

立って、歩いて、走って。

普段に支障がない。

だから、キチンと立てていると思いがちだ。

 

取り立ててケガをしているわけでもなく、病院に通っているわけでもない。

しっかり立てているじゃないか!私じゃなくて、他の人のことでしょ?

 

ここが、大人バレエで多い “厄介な捉え方” である。

「今は生活に支障はないけれど、もしかしたら、キチンとは立てていないのかも…」そう思って、行動に移す人は、変化がはやいし、確実だ。

何より、自分に酔っていない”知的” な人たちである。

 

生活に支障なく、ごくごく普通に生活できていても、そもそも「解剖学書」や「医学の教科書」あるいは「バレエの解剖学」なんぞに描き出されているような体をしている人は、ほとんどいない。

むしろ、その通りになっていたら、現代社会においては、かなり「体を使いこなしている人」だ。

申し訳ないが、あなたには200パーセント当てはまらない。

 

こう考えたらわかりやすいかもしれない。

 

病院通いもしていないし、まして、入院もしていない。

普通に仕事をして、普通に生活を送っている。

確かに、今、生活に支障はない。

 

だが健康診断を受けると、高血圧だとか、コレステロールがどうだとか、●●の数値が…などと出てくる。

いわゆるAランクではない、だから「本来、あるべき状態」ではないけれど、病気とは言えない。

だから、入院する必要も、手術をする必要もないけれど、そのまま悪化した場合、何らかの支障が生まれる。

 

今のあなたは、こんな感じだ。

今は、支障がない。

生活をするだけならば。

 

その上で、放っておけば、近い将来、支障が出てもおかしくない。

その証拠に、普段の生活なら問題ないが、日常よりもハードでハイスペックな運動を求められるバレエでは、すでに支障が出ている。

バレエでのあなたの姿は、遠からず訪れる「日常のわたし」である。

 

バレエレッスンで、心当たりはないだろうか。

心当たりは、何年後かの、あるいは数ヶ月後の日常のあなたになっているかもしれない。

 

・ケガをしたり、痛みを抱えている

・過度な緊張を強いられている筋がある
→どこかが太い、かたいなど。

・筋力が不足している
→大人は、体を動かす職業の人を除いて該当する。

・柔軟性の欠如
→開かない、つま先・甲が伸びないなど。

・動きが遅い
→ジュッテなどで、ピタッと動きを止められないなど。

など。

 

足裏も勝手に働きます

どこから手をつけたらいいか、迷うところではあるけれど、まず、立っているときの体重のかけ方を修正しよう。

 

内容については、こちらの記事に書いてあるので、ぜひお読みいただきたい。

重さと可動域について一緒に考えませんか?|大人のバレエ

 

街行く人を、よーく観察してみよう。

ほとんどの人は、わずかに前のめりになって歩いている。

静止でもそうだ。

この立ち方は、腹背筋をあまり使わずに済むし、足裏の筋も使わずに済むから、非常に「楽」だ。

その代わり、あなたの体重は関節や腱、靭帯にかかっている。

だからこそ、ケガをするし、痛みは出るし、可動域は出ずに、筋力不足になるわけだ。

 

では、普段から取り入れられる「立ち方のポイント」をお伝えしよう。

バレエの立ち方も、これができなければ正確にはできない。

ベースメントとして重要である。

 

[やってみよう]
①普段の立ち方をする。
②つま先を地面から離し、カカトに体重をかける。
③カカトに体重をかけたまま、つま先側を地面に下ろす。

[Point]
②後ろに倒れそうなところがベター。
倒れそうなのを「まっすぐに保とうとして」腹背筋だけでなく、足裏の筋、脛に位置している筋が働く。

③つま先側を下すときに、体重を移動させないこと。
つま先側は、地面に触れる程度からはじめると良い。

 

まとめ

おさらいをしよう。

 

日常生活が支障なく送れている➡︎解剖学や医学書などに登場する立ち方ができている、ではない。

バレエは、ここからさらに「ハイパー」に体を使うため、必ずできるようにする。

 

まず手始めに、カカトに体重をかけることを「習慣化」するまで続けよう。

 

1日のうちに何回か、カカトに乗り、つま先を浮かせることで確認しよう!

 

 

●バレエでの荷重について●
▶︎https://juncotomono.info/program/20210714-19-load-instep/

 

 

今日は、3回!
できるだけ早く
習慣化しよう。

おニャーさんより

 

著者おニャー

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