[まだ脚は伸びる!]
脚の伸ばし方について復習しましょう。
知っていることも改めて整理し、優先順位をしっかり把握しましょう!
優先度を知ろう
膝を伸ばす、足首を伸ばす、つま先を伸ばす。
どれもとっても大事ですが、優先順位があります。
この順序は絶対に守らなければなりません。
[伸ばす 優先順位]
- 膝
- 足首
- つま先
特に、膝と足首が重要です。
優先順位をしっかり認識しておかないと、つま先を伸ばそうとしたために膝が曲がってしまう、なんてことが起きてしまいます。
膝が曲がってまで、つま先を伸ばそうとするのは、良いやり方とは言えません。
優先順位はしっかり守りましょう。
動きの中で“伸ばす”とは
バレエ動作は、エクササイズよりも複雑度がグンッと増します。
例えば、もっともシンプルな動きとしてあげられるバットマン・タンジュ。
これだけでも、
▶︎膝は伸ばしたままだが
▶︎足首の曲げ伸ばし
という動きが含まれます。
膝も足首も伸びたまま脚を出し入れしているのではありません。
もう少し、複雑な動きになると膝や足首を伸ばす前に[プリエ]が入ります。
例えば
- シャンジュマンなどのジャンプ系
- エシャッペやピルエット、ピケなどのルルヴェ系
ほとんどの動きで、膝と足首の曲げ伸ばしが必要になります。
ということは、膝や足首の曲げ伸ばしで[伸ばし切る]ことが必要ですが、その前にやっておくべきことがあります。
それは、単独で伸ばし切ることです。
バレエ動作で脚が伸ばせるようになるまで
どれも全て、バレエ動作で必要になることですので、取りこぼすことなくできるようにしましょう!
- 単独で膝を伸ばし切れる
- 単独で足首を伸ばし切れる
- 膝と足首を同時に伸ばし切れる
- プリエから膝と足首を同時に伸ばし切れる
複雑な動きになるほど、伸ばし切る手前で終えてしまいがちです。
大人の場合、まず単独での動きで伸ばし切る習慣をつけましょう。
単独で伸ばすクエスチョンとチェック
単独で伸ばし切るために必要なことを把握しているか、チェックしてみましょう。
答えられなかったら、闇雲に行うのではなく、適切な方法を知るところからスタートします。
[膝]
□太腿をどのように伸ばすべきですか?
→膝そのものよりも、太腿のオペレーションが先
□膝のお皿は、どのようになっているべきですか?
[足首]
□足首を伸ばし切らずに動作を終えていませんか?
□足指で足首の代償運動をしていませんか?
まとめ
「正しいから」という理由だけでなく、清潔感のある踊り方にするためにも、膝と足首は必ず伸ばしましょう。
ここまでをまとめます。
- 優先度が高い順に[膝→足首→つま先]です。
- [単独→組み合わせ]の順に伸ばし切れるようにしましょう。
ファーストステップ♪
次のレッスンまでに整理しておこう!