憧れのバレリーナからバレエを学びましょう。このシリーズでは、大人からはじめた方でも取り入れられるバレエ上達のポイントを解説します。
上達はマネから!身体に馴染んだ頃には、マネからあなたのモノになっていることでしょう。
この記事のお手本
バレリーナ全員がやっている
バレエという形式や様式を表現する上で、守るべきルールがあります。
交通ルールやスポーツ競技と同様に守らないとバレエとして成立できません。もちろん、大人のあなたも守りましょう。バレエらしさがグッとアップします!
今回の動画は、「天下のオペラ座」とも称されるパリ・オペラ座です。0分50秒あたりを見てみましょう。正面に向かってのピケアラベスクの後、踵を前に下ろし、後方へのシャッセに続いています。
観客(鏡)に見えていいのは、シューズの内側や内くるぶしであって、外側ではありません。全員がしっかりルールを守ることで、バレエ特有の雰囲気や美しさを演出できるのです。
着地全てで活用
ルルヴェやジャンプの着地では、必ず踵を前に(アンディオール)するのが基本です。
- ピケアラベスク〜シャッセ〜ジュテアントルラセ
- 観客(鏡)側が支持足
- 第3アラベスクに関連する動き
これらは、踵が引けやすい動きですので、特に気をつけましょう。地味に感じるかもしれませんが、あなたの踊り全体のクオリティを決める超重要案件です。
レッスンで取り入れる
着地のアンディオールを身につけるには、実際のセンターレッスンで試してみるのがおすすめです。どの時に踵前にするのか、身体と頭が認識しやすくなります。
動きに慣れるまでは「ピケアラベスクの後は、必ず踵前着地にする!」など、特定の動作に限定してみましょう。明確な意図を持って動いてみることは、とても有効な手段です。
根本的なことを言うと、“腿が滑っているプリエ“ をしていると、踵前着地が難しくなります。楕円運動が含まれた正しいプリエをしましょう。
踵前を習慣化するのはバーレッスンでも可能です。支持足が変わる時に踵前になおす、5番から片足になるのと同時に支持足の踵を前に押し出すことは、大変有効です。
あなたに合った方法で取り入れましょう!
JBPバレエWS「腹圧と股関節」
踵前着地を習慣化すれば、無意識でもアンディオールできるようになっていきます。それには、動きの方程式、構造、運動システムを構築すること。
内足着地に多い「腿が滑ったプリエ」の根本改善を目指します。
まとめ
踵前着地は、バレエのルールであり、基本です。
センターでの実際の動きやバーレッスンなどを活用して、気にかけるところからスタート。工夫しながら習慣化し、「無意識でも踵前」を目指しましょう。
JBP バレエワークショップ
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