大先生の引き上げのヒント:解説編

引き上げのヒント。

かつての恩師、大先生の言葉を紹介します。

あなたも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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例え話のメリット/デメリット

例え話は、相手や話す内容によって、良い薬にもなりますが、害になることもあります。

なぜかと言うと、解釈の幅が広いから。

ですから、伝わるべき解釈ではなく、異なった解釈を招く場合もあるのです。

例え話は、安易に使わず慎重に活用すべきです。

その上で、もちろんメリットもあります。

うまく伝われば、受け手にとってわかりやすく、直感的に理解できます。

もちろん、受け手も[伝え手が何を伝えようとしているのか、正確に捉えようとする力]が必要なこともお忘れなく。

「しまう」と「引き上げ」

大人にとっては特に、手順が大事です。

この手順を守らないと、どんなに意識して、どんなに実行しても、望ましい結果は得られません。

最も大雑把に分けると、次の2ステップ。

  1. 出ているお腹をしまう
  2. お腹を引き上げる

それぞれにさらに細かいステップがあるわけですが、今日は “②引き上げのヒント” をお伝えします。

ということは、 “①しまう” はできていることが前提です。

まずは、お腹をしまって、そして “引き上げのヒント” を試してみましょう!

引き上げのヒント

大先生の引き上げのヒント。

実は、これには続きがあります。

 ▶︎石のように固くすることではないが

 ▶︎何もしないのでもないし、リラックスするのでもない

 ▶︎必要なのは、適度な緊張感

ツイートのように、この先生にとっての引き上げの感覚とは、胃を縦長にすることなのだそう。

↑こんな風に。

  • 両端を持ち
  • 縦に伸ばす
  • 胃を縦にするだけでなく、縦長に伸ばす

引き上げに限った話ではありませんが、「引き上げよう!」と夢中になっていると、なんのために引き上げているのかを忘れてしまう傾向にあります。

力を込めただけでは、動きのためにはならないのです。

ここで大事なことはなんでしょう?

「石のように固くするのではなく、胃を縦長に保つこと」ではありません。

とてもシンプルにいうならば、こうすることで、バレエ動作がしやすく、美しく見えること。

お腹を引き上げる大きな目的は、重さの分散。

そうすることで、四肢を思い通りに動かしやすくするのです。

ヒントの先にある目的を忘れないこと。

適切なレッスンの【受け方】にも繋がります。

おニャーさん
おニャーさん

大人の場合、上下に伸ばすだと下にも落ちやすくなるので、下側をとめて上に伸ばすのがいいかも!

まとめ

引き上げのヒント。

これが絶対ではありません。

あなたに合うようなら使ってみてください。

ここまでをまとめます。

  • 例え話には、メリットデメリットがあります。
  • お腹は、しまってから引き上げましょう。
  • 目的を見失わないように気をつけましょう。

ファーストステップ♪

次のレッスンまでに、合うか合わないか試しておこう!

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