世界一お手軽な引き上げの方法:つま先や膝にも良き影響を

バレエの代表的なエレメンツである「引き上げ」

適切に、正しく引き上げができると“いいことずくし“です。

今、あなたに必要なアクションをお伝えします。

「がんばっているのに報われない」そんな空回りから脱出しましょう!

“引き上げ“を知ろう!

「引き上げ」とは、単独の行動ではなく、複数の要素がまとまっている状態を指しています。

つまり、“これをすれば引き上げになりますよ“ というものではなく、“これとこれが揃わないと引き上げにならない“ といった「複数の条件」があるのです。

例えてみましょう。

例1:「果物・フルーツ」というカテゴリに属するもの

  • りんご
  • みかん
  • いちご

例2:「調味料」というカテゴリに属するもの

  • 砂糖
  • 醤油

このような「果物・フルーツ」や「調味料」といった“カテゴリ“に属するのが、「引き上げ」です。

具体的な果物(りんごなど)や調味料(塩など)は、詳細項目になります。

今日は、引き上げの様々な詳細項目について、お話ししましょう。

引き上げ習得へのステップ

*あなたがどこにいるのか、予測を立てよう!

飛石をしてもうまくいかないのは当然ですが、先に進むべき時期なのに、いつまでも停滞しているのもいいことではありません。

注意したい“勘違い“

進むべき時期に、その手前の課題に執着してしまう。なぜ、そのようなことが起きるのでしょう?

[手前の課題+基礎基本]あるいは[謙虚である]と捉えがちだからです。進むべきは進む。これこそが謙虚であり、基礎基本を大切にしていることでもあることを忘れずに。

レッスン外での体作り

バレエに必要な可動域や筋力の確保に努めましょう!

バレエ歴何十年でも、バレエをしていれば身につくわけではありませんので、心当たりがあったらトライすることがオススメ。

体作りをしておいた方が、癖がつきにくく、先生の意図がわかるようになります。

バレエ歴問わず、全身の体作り

セルフでは、日々の疲労を回復させるようなストレッチやエクササイズがオススメです。

レッスンで使ってみよう!

クオリティアップや強化は、レッスンだけではできませんので、この場合も、別枠で体作りをしておきましょう。

その上で、レッスンでできるだけ引き上がった状態を保つための方法をご紹介します。

とっても簡単です。

  • 背伸びをする

これだけ。

レッスン前、アンシェヌマンの間、体が落ちてきた頃、疲れてきた頃。

いつでもやってください。

ポイント

背伸びをするときのポイントです。

  • 姿勢を崩さない
    ↪︎胸を突き出したり、腰を反ってしまいがちなので注意
  • 腕は、耳の横かそれより後ろ
  • 手を天井に近づける
  • 背伸びをしたときの体の薄さ、高さを保持する

引き上げることのメリット

実に多くの恩恵のある「引き上げ」

その中でも、股関節や甲に対しての恩恵と引き上げについては、知らない方もいらっしゃると思います。

  • 【背伸び】をする=引き上げ
  • 上半身の重さが分散する=重さの解放
  • 股関節や膝、足にかかる重さが減る
  • 股関節や膝、足が動きやすくなる

つまり、股関節の可動域を増やし、甲を張ったり、つま先を伸ばしやすくなるのです。

引き上げの恩恵は体幹の安定にとどまらず、遠いところにまで波及します。

まとめ

「引き上げ」というエレメンツの性質と、簡単に取り入れられる方法についてお伝えしました。

まとめます。

  • 「引き上げ」とは詳細項目が複合されたカテゴリです。
  • 上半身の重さを解放することで、股関節や足が動かしやすくなります。
  • カンタン背伸びを積極的に取り入れ、引き上げに役立てましょう。

この先に手に入れたい

  • 股関節を捉える
  • バレエらしい脚の動きへ
  • 下腹が引き締まる

背伸びの先の股関節

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【Thank you】

JBPでは、大人の方が最適に踊るための基準を定めています。

この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。

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